「日本は劣化した」「日本は終わった」と訴える本が出ています。一方で、「日本すごーい」の本も売れています。日本ダメ論の動機は、論敵の活躍を日本の地位低下に結びつけるプロパガンダが多いような。しかし世界に出回る日本評は、良い国として扱うものが多いようです。

いつか地球外の知的生命体と接触する際、果たして人類は宇宙人と激突しないかという話題があります。欧米の学者は西欧史を思い返し、宇宙戦争を繰り広げる運命を覚悟しているようで。ホーキング博士をはじめ、未知との遭遇に警告を出した人もいます。宇宙人と接触すると、必ず不幸になるのだと。

そのオマケ話として、日本人ならスターウォーズを回避できるかも知れない、宇宙人と穏便にやっていける可能性が多少は高そうだから、彼らにまかせようという意見もありました。70年続いた平和のイメージでしょう。その実、国内は勝ち組負け組の共食いが長引いて、それも日本劣化論の根拠となっているから、くすぐったい意見ですが。

「日本すごーい」に出遅れたのが美術で、遅れた理由は共食いというか、国内不和が長かったことも一理あるでしょう。簡単にいえば、日本発のオリジナルより、欧米模倣を格上とした舶来至上による文化衰退です。「日本からフランスへフランス料理を送って意味あるの」と言われる状態が、美術で続いたのです。敗戦で向かった日本文化否定とも手を結んで。

そこを改めた国産すごーい美術の出番づくりは、流れがまだ中途半端で、これから築くことになるでしょう。
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