近ごろの若者は車を買わなくなり、スポーツカーにさえ関心がない。いったい日本の若者たちに何が起きているのか。彼らの思想はどうなってしまったのか。という議論をあちこちで見ます。評論家たちの分析が、次々と登場してきて。

しかし答はわかりきっていて、若者の経済貧困が理由の全てです。所得の数字のみが理由。他に話を振っても空論で、二つ目以降の理由は無効。車は山中でも海中でも手に入らず、大金を投じて購入するほぼ一択なのだから。唯一の正解は、実に簡単な話です。

大金を所持しない人は、大金を使わないのが世のならわしです。車を買う金がないのに車を買う人は、かなり珍しいタイプといえるでしょう。

わかりきった事実があるのに、飛躍した論を出してくる心理は何か。何がねらいで焦点をずらそうとするのか。むしろそちらの方が、日本の社会病理を解析する、意味ある研究課題かも知れません。

さて、若者論の焦点ずれといえば、個性の意味もそうです。今の若者に個性があるかないかの話題が、好悪で測った人間関係論へずれがちな現象です。性格が片寄ったり歪んでいても、それも個性と呼ぶべきなどと、話が混迷するばかり。

要は、やった仕事、できた物に個性があればよいのです。作者の個性ではなく、作品の個性が焦点。実に簡単な話です。
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