FC2ブログ
長崎市の観光名所「オランダ坂」は、「えっ、これ?」となる拍子抜け的名所とも言われます。タクシーで乗り付けたりせずに、活水近辺をテクテク歩いて見つけて、やっと観光気分が保たれる小粒な名所です。

ベルリン市にもこの手のヒューマンスケール名所が色々とあり、撮影めぐりを前から考えています。機会が近づき、ふとオランダ坂を連想したところ。

そのオランダ坂のふもとに、本格的なコーヒー店がありました。うっかり店に入ってしまった旅行者がいて、メニューがどれも高くて驚いたのです。ええいめんどうだと最高級の1500円のを注文。結果は、人生で最も美味な思い出のコーヒーになったという。

香ばしさと甘さは格別で、砂糖を入れる発想自体が浮かばないほどで、カップの最後までゆるがない風味の完成度。300円コーヒーとの違いは、味と香りを維持するセオリーを全て守って、理論値の上限を出しているところでしょう。省略がなく、手間を最大限かけた結果の高額。一応、これより上はないという。

振り返れば、コーヒーはレギュラーでも略式が幅を利かせています。本物は特殊領域に追いやられ、ニセモノが一般化した状態。だから砂糖必須派も広く定着済みで。庶民価格で上限近い味を出せもする秋サンマと違い、コーヒーの上限近くは容易に届かないレア物になっています。

ふと美術を連想し、国民を取り巻く美術はコーヒー型か秋サンマ型か。
関連記事
スポンサーサイト

|07-26|芸術の秘密と謎||TOP↑

日本現代美術をドイツへ

ギャラリー日独物語

リンク

カテゴリ

最新記事

月別アーカイブ

ご案内

クラウド・ファンディング物語
ギャラリー日独物語

ミニコラム集1
ギャラリー日独物語

ミニコラム集2
ギャラリー日独物語

最新トラックバック

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR