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ポピュラー音楽プロデューサーはアルバムの方向性を決めたり、編曲やミックスでその実現に関わりますが、作曲したケースも多くあります。

あるロックバンドがアルバム制作中に、急きょプロデューサーを加えたことがありました。どうも今イチだと、バンドリーダーもわかっていました。録音済みの曲を聴いたプロデューサーは全てボツにして、新たに自ら作曲してアルバムヒットへとひっくり返し、バンドはシーンに返り咲きました。

レーベルの命運をかけて売ることが至上の音楽産業に対し、美術も同じでいけるかは微妙でしょう。ただ、多くの美術作品に関わり売り出しを図る時、「この作品はここが惜しい」と感じることが多いのも事実です。「ここをいじれば変わるのに」と。

一作品の細部だけでなく、作家の方針自体にも一言思い付いたりします。「こうやれば売れる」という方向ではありません。「やりたいのはこういうことでしょう」「でも何かが足りない」「足りないものはこれでは」。

制作への介入は音楽ではよくあるのに、美術では流行っていません。実は参加者からも、制作内容への助言を求められることはあるのです。でも深入りしないよう、こっちにブレーキがかかります。

表現物のひとつ、フィギュアスケートの演技では、監督やプロデュース担当だけでなくコーチもつきます。「選手が好きにやればいいのさ」だけでなく、何か合理的なクリエイティヴィティー向上作戦が美術でもとれないかと、他ジャンルとくらべながら考えることがあります。
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