ドイツ側スタッフは、ベルリン市から遠いダイデスハイム市へ出張中です。今回は現地サーヴェイが目的ですが、ある実験絵はがきを持って行きました。質素な字はがきです。ドイツの美術館ショップでは、かなり地味な記念はがきも意外に人気という。

しかし店頭で有利なのは、派手で目を引く絵柄です。色々な作風が広範に売れるJapan Festival Berlinでも、話のタネになりやすい絵柄やおもしろ系はひときわ人気で、絵はがき化でブレイクする作品があります。

先日募集し始めたジクレー版画はJapan Festival Berlinでお披露目しますが、早い参加作品はいつもの傾向で油彩キャンバスや水彩ペーパーなどアナログ絵画です。

リアル絵画を電子プリント化すれば、シリアスな内容でも何となくサブカル寄りの雰囲気を帯びる気がします。原画がファインアートでも別の顔を見せ、元と少し違う世界に変換されたかのように。美術らしさの一本調子から出て、作品の意味が新しくなった感じで。

版画化すれば、油絵具のにおい、麻布の弾力、木枠の木目ぐあいなどは消えます。マテリアルの風合いも略され、あるのはマット紙やアート紙のテクスチャーだけ。作品を飾る小道具は引っ込んで、お客は作品の中味だけを相手にします。
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