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手描きの絵画を外国で展示して、コンピューターグラフィックスに見られる場合があります。この絵はデジタルだろうと、バイヤーに勘違いされる不利は見過ごせません。

その前に、本物のCG画の現実はどうか。キャンバス画にくらべて、デジタル絵画の制作コストは一ケタ上がります。一方売価は、キャンバス画ならA3サイズで20万円も考えられますが、A3ジクレーならプレミアム付き2万円が上限かも知れません。原画は売らないから妥当なところ。

制作費が10倍、売価は10分の1がデジタル画の会計だから、もうけるには100倍損。ジクレーをつくるなら、制作費が普通に1倍で済んで、ブツも手元に残るアナログ画から版を起こす方がずっと有利な計算です。

当然、アナログ画がCGと誤解されたら損します。所有者も「これCGでしょ」と言われて、本当は手描きだったら微妙。80年代に日本で数が売れたアメリカ製の版画がミクストメディアだったのは、量産したオフセット印刷に絵具を塗って、手描き並みに値を上げるためでした。

21世紀の水彩の手描き原画は、いっそのことハンドメイドとわかる工夫が必要でしょう。特に日本の新世代アートにはサブカル系イラストも多く、デジタル原画に見られやすい。これは芸術への無理解とは別次元なので、改善策を個別提案しています。
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