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各国の商業ギャラリーは、画家の制作に注文をつけます。作風をこうして欲しい、ああしないで欲しいと。アメリカのギャラリーも注文が多いと、参加者からも一報がありました。我々も、とっくに制作アドヴァイザー兼任です。ただし指示や要求とはいえない、プチ提案止まりですが。

商業ギャラリーが取り扱い作品の改良を要求するのは、買い手の価値観に合わせて売りやすくする目的なのは当然です。商品にお客の声を反映すればするほど、繁盛する近道なのも当然。

しかし画家としては、納得できない作品を作るのはちょっとねという人生観があります。その根底に、今日の古典名作は当時は対価に見合わず、売れ残ったものばかりという基礎知識もありそうで。今売れまくったら将来消えるという普遍的法則が、売り絵への傾斜を躊躇させているだろうと。

デザイン物と違い、一過性トレンドに色気を出すわけにもいきません。「あっちよりこっちが、より芸術的に感じられる、その根拠となる原理と、差異が生じる秘密はこうこう」という、選択分岐の説明がここでは中心です。人類史的な基準だから、美術学校や業界の風向きとは違っています。

ただし、より売れやすい方向と、より芸術的な方向が、ぴたり一致する場合もあれば、正反対の場合もあって複雑です。そのずれが日本よりEU国は小さかろうとの感触は一応あるのですが。EU国から日本に進出する画家が少ない点も、そのひとつの根拠です。
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