先日ベルリンで、ドイツ統一25周年記念行事がありました。ここで活動拠点としているラインハルト通りは、当時は日本から行けない東ドイツだったわけです。ブランデンブルク門から近いので、大勢の人出があったそう。

「去年の秋も25周年だったような」と、思い出されるかも知れません。それは1989年11月9日のベルリンの壁崩壊から25年で、先日は90年10月3日の東西ドイツ統一から25年。

日本では、90年より89年が激動の年でした。元号が昭和から平成へ変わり、消費税が導入された節目。ビックリマンチョコ現象が話題に。物価の3パーセントアップと便乗値上げで消費が冷え込み、今の大不況へ続いたとの説がありますが、それはウソ。物品税が廃止になったから。

テレビ、ステレオ、カメラなど、電器や精密機器類がいっせい値下げとなりました。当時の写真家も大きい買い物を開始し、人気の望遠レンズは注文して何カ月も製造待ちでした。どんどん物が売れる時代になったのです。

価格変化を音楽CDで説明すると、3200円のCDは物品税廃止で2921円に下がり、消費税3パーセントを加えた3008円が新価格。192円下がって、CDソフトがブレイクしました。大きい酒税も整理され、1万円近かったジョニ黒やワイルドターキーは2480円で買えるように。

ほどなくソヴィエト連邦は崩壊し、社会主義は民主主義に敗北、ウクライナやカザフスタンなどはロシアから離れ独立国に戻りました。バブル好景気の日本は経済援助を行い、しかし壁崩壊から東西統一までの間、壁から266日で湾岸戦争となる軍事侵攻が起き、9.11から今のISへと続きます。
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