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「貧すれば鈍する」のことわざは、古代中国にもありました。欧米にもあるでしょう。金に困った者が、汚れた人格へ落ちていく法則とされます。

芸術を語る場で日本の不況の話題が多いのは、文化交流にも国の貧困が影を落とすからです。日本が貧しくなった原因は正味ひとつで、団体戦と互助に長けた国民向きだった一億総中流システムを捨て、格差社会に変えたことです。

「株主に最大の利益を」と訴え、グローバルスタンダードや新自由主義の語が新鮮だった当時。結果生じた貧の例が、児童の6人に1人が食べるに窮する現状です。給食と弁当を入れ替えて逃げる問題とは違うわけで。

貧と鈍が今なお深まっていく理由も簡単で、搾取する側が今なお政界に詰めているから。景気対策はやる前から成果なしが約束され、議員も芝居じみた貢献を自覚し脱力状態。利害関係者が原因を伏せようとした一例が、国民が子を生まないせいで不況になったという偽りの説明でしょう。

ネットのアングラで、この流れを変えてくれそうな二つの外力がささやかれます。ひとつは日本が他国と新たに戦争する日。もうひとつは富士の噴火による首都壊滅願望。震災では曲がり角が来なかった絶望の次に来る、刹那気分の自暴自棄に警戒がいるでしょう。鈍した路上テロだけでなく。
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