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日本の美術愛好家たちのブログに、本心がたくさん出ています。「主張が強い美術はちょっとね」「主張した作品は嫌い」と。「僕は主張している美術が好きです」と書いたアートブログは、おそらく皆無と思われます。愛好家の皆さんは、美術の主張が大嫌いなのです。

これがそのまま、日本から海外へ出るアートのハンデになります。簡単な話で、日本で愛され評価される美術を外国へ送っても、普通はスルーされる運命だから。欧米では主張なき作品を相手にするほど、美術に飢えていないという。

昨年の事例では、日本の美術大学がコピペや剽窃模写で売れっ子を生む教育を行っていたと、ずいぶん話題になりました。美術というカテゴリー全体を、前にも増して軽蔑する日本国民が増えたのは確かでしょう。美術大学は税金の無駄だから、学部学科を廃止せよとの声が増えたのも事実。

コピペや剽窃模写とは違うオリジナルを出す参加者が大半ですが、今度は主張の薄さでコケやすいのです。たとえば、思いを込めた美術は無意味です。思いを示した美術でないと足りません。何の変哲もないが、感情は詰め込んだという作品は、知らない他人には何の変哲もなく映るはず。

アーティストの自己採点もずれがち。主張になっている作品を引っ込めて、主張していない作品を自薦する傾向です。成果を引き寄せるには、間違った自己採点を修正する必要があります。創造は売れることが正義ではないものの、空気だったからだめでしたではまずい。芸術の意味が、日本だけ逆であることに注意がいります。
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