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道路にあるマンホールのふたは、なぜ丸い形なのか。理由はマンホールが丸いからです。

土木設計の基本ですが、地表近くでも土圧は非常に大きいので、人が降りる通路となるマンホール本体は、角パイプ状だと周囲からの土圧でつぶれやすい。だから当たり前のように、マンホール自体は丸パイプ状のコンクリート製ヒューム管です。

丸パイプ状の最上部に鉄製のふたをつける時、わざわざふただけ四角形だと不都合で、ジョイント部もデザイン困難です。ディテールの収まりから、当たり前のようにふたも丸く作るわけで、丸以外のふたを設計したらどうかしているでしょう。

ところで、クイズ番組や雑誌のなぞなぞコーナーでは、マンホールのふたが丸い理由は、ふたが中に落下しないからという正解が出回っています。その説明に、多くがなるほどと納得します。

しかしこれは、人が飛行機に乗る理由は、窓から見る景色がきれいだからという解答に似ています。副次的な利点としてそれもあるにせよ、主目的はそれじゃない。こうした正解を装ったデマを、人はなぜ信じやすいのか。

いや、その究明は後にして、「マンホールのふたが丸い謎」を、「抽象美術がその形態になった謎」に重ねると、ちょっとおもしろいような。抽象美術は主目的と副次的な利点がごちゃ混ぜで、造形が成り立っています。何が理由でその形なのか、作者にも不明だからデマの出番となります。
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