ドイツから日本へ送る手紙やはがきの切手代が、2016年に上がりました。前の値上げは2014年らしく、2013年は二段安かった記録も。

思い出したのですが、この20年のGDPは何倍かに増えた中国やBRICs国以外に、ヨーロッパ各国も軒並み5割前後アップしています。例外は横ばいの日本。不況のまま消費税を上げた日本の無謀は、その焦りでした。

日本の物価は消費税で上がる印象がありますが、高度成長期以降は10円のアイスがやがて20円、30円と上がったもの。最近の日本では4500円の服が2980円、2480円、1980円と下がるから、できるだけ物を買わないのが賢いというアドバイス一辺倒です。これが日本の不景気の正体で、待てば上がるドイツと逆の行動原理が支配的。

よく聞く「買いたい物がないから買わない」は、不景気で落ちた気分にすぎず、その証拠が書店やコンビニの立ち読み需要の高さです。25年前なら、時間が惜しくて読みたい本をまとめ買いし、持ち歩いたもので。目を通したら捨てて。人を小心にし、教養まで下げる不景気の罪。

日本の地位が上がるには、今日より明日の方が物価が上がる国に戻る必要があるでしょう。そうして全員の所得を上げ失業も減らすと、政権側も自ら言っていたわけで。

デフレのおかげで業績が伸びた企業人に国をまかせたり、90年代価格破壊幸福説への配慮は、消費税を上げて便乗値上げも許した2014年に一応消えました。人口減を不況の原因とした若者犯人説など、怪情報に議員も釣られないように。
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