この活動の説明が、ある部分でどうも遠回しの書き方になります。その部分とは、制作のアドバイスやアシストです。

「あなたの素晴らしい作品を、外国に出すチャンス」とは言わない理由は、どんな作品も十全ではなく、最初は何かが足りないからです。現地で大いに称賛された場合でも、足りない何かも同時に指摘されて、売れるところまでは行かなかったりがあります。

そこで、「好きなものを出しましょう」ではなく、「得るものが多い作品を選びましょう」に変えました。たとえば作品選定で自薦と他薦のずれがよく起きて、作者は自分の代表作を意外に外しやすいのです。作者を補強する必要を感じています。

プロデュース面をここでうまく言えない理由に、「芸術は自由」というテーゼがあります。現代美術は自分本位を尊ぶ自由主義です。そのせいでアーティストは自己責任だけを負って、実は孤立しています。外国には画壇の団体がない代わりにチーム戦略があり、結果的に芸術性の実現に内外差が生じています。

日本の作家を外国で知らしめるには、やはり作品の引っかかりづくりに課題が集中します。実力を試す企画から、実力向上を図る企画へ変化させました。「ご指導いたします」では偉そうだから、作戦会議としています。
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