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コンテンポラリーアートと立場が似て、とっくに死んだと言われたコンテンポラリージャズ。それを一人のアメリカの若者が生き返らせ、進展が始まったようです。よく聞く名前、ロバート・グラスパー。基本形はピアノトリオ、そしてヒップホップとの融合。

90年代からジャズ界はピアノトリオブームで、なのに死んだと言われたのは、予定調和な美曲の飽食感もありました。由緒正しきピアノ演奏と、日本企画のスタンダード集連発も、後向きの絶滅危惧を漂わせて。いわゆるバップ系のリラクセーションやら、モードの無機質が惰性した停滞感。

ロバート・グラスパーはブラッド・メルドー似の旋律と、エリカ様ふうダークなサウンドを合体させた音づくり。酷似した曲は彼女とのコラボレ。だからむしろまとめの達人ですが、暗く重く影差す作品が最大の特徴です。

劇的な明暗の構成はイギリスとブラジルに多いのですが、90年代からアメリカは特にかげった曲を慕っています。グラミー賞のエリカ・バドゥのシングルも驚くべき暗く重いサウンドで、日本だとボツか修正になるでしょう。

黄金時代の1950年代を至高とする往年のモダンジャズファンからは、こんなのはJAZZではないとして糾弾を受けることでしょう。これはいつものことで、保守派の怒り具合でニューカマーの値打ちも決まっていくでしょう。
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