スマホ用ゲーム『ポケモンGO』が大流行する一方、プレイ中の人が危険な地に入ってしまう事故も起きました。現地に足を運び、現地をGPSで映した端末にバーチャルモンスターが現れ、ハントするおもしろい仕様です。あそこにいるぞと進むと崖から転落したり。痛みがリアルで、命まで捨てたり、墓にまで行き着くアドベンチャーゲーム。

いつか画面が全て実写になれば、イラストを重ねたファンタジー映画のように、不思議な違和感が楽しめるでしょう。それは現代アートに見えるかも知れません。そこに、芸術と文明の衝突と交錯を連想しました。

かなり前から、美術は出尽くしてやることはもうないと言われてきましたが、そんなことはありません。写実画の上からフェルトペンでかいた作品さえ、出てこないことでわかるように。

アートの破壊方法もピンキリで、展示室に便器を置く破壊活動なら、作家に痛みはないし平気でしょう。しかし自分でリアリズム画をたんねんに描いて、その美しい完成画の上からイラストを描き足す破壊は、普通の神経ならできないでしょう。

自分の否定はやめましょうという限界は、やっぱりあるのです。何でもありなんかじゃない。グロ系も含め世の破壊アートは、意外に安全圏で回っている疑いがあります。破天荒にめちゃくちゃに投げ出したようで、実は痛みのない、命も捨てない現代アートなのかも。

ポケモンGOのプログラム合成画像を見ていると、リアルとバーチャルがこんがらがって、次元が突き抜けた未来のアートを浮かべました。
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