ベルリンではなぜか、いや、やはりというか、写真の展示やパフォーマンスが盛んです。その関心は、どちらかといえばソーシャルなテーマで、小型カメラが得意な分野といえます。

小型カメラの利点は、シャッターチャンスに強いこと。しかし前に計画した写真展は、大型カメラ特集で考えていました。世界初のカメラ製造は19世紀ドイツだったから、引っ掛けたのですが。カメラも元は、絵画の正確な透視画法を求めた美術用具だった由来で。

大型カメラ用シートフィルムは面積が大判だから、粒子が目立たずきれいに写ります。画素数競争が続くプロ用小型デジタル一眼レフどころか、生産が追いつかない中型デジタルとくらべても違いは微妙ではなく、大判フィルムが見るからに優勢です。

擬色やノイズがなく、色鮮やかでシャープ。物の材質感やシズル感、場の空気感や温度感がリアルに写ります。今はなきコダック社エクタクロームRPDのカタログも作例はそんな感じでしたが。

しかし大型をすえて、どこで何を写すかを考えると、写真クラブでも結成しないと無理でしょう。大型カメラ本体は今では中古で安く手に入りますが、より特殊になっていよいよ遠くなった感があります。

そして、もうカメラなんて携帯電話で足りるとの声も広がって、日本製カメラで日本の何をどう写せば、現代の驚きがあるのか改めて考えています。
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