ジャパン・フェスティバル・ベルリンは、前回より1時間早い朝10時スタートです。規模が徐々に大きくなり、そのうち3日間になりそうなほど。もっともアートフェアが3日間なら、初日はプレスや業界迎賓のプレビューが普通です。今回も訪問参加者に入場券をとる予定。

ここしばらくは初回のプリント準備中で、特別編集に時間をあてていました。入稿条件に足りない画像もあって、大幅な画素数不足や低画質なら、サビをずらして最初からそういう表現物だと見せてしまいます。

ところで、ファインアートの画家に多い思い入れが存在します。手描きの原画には魂があって、原画以外ではカットされて伝わらないという思いです。カメラが普及し始める頃、写真は魂まで吸い取るから怖いと言われたものらしいのですが、それとは反対の写真無力論といえるもの。

そんな思い入れのあるピュアアートも、ジクレー化ではデザイン視点で動きます。音楽業界と感覚が似ているでしょう。音楽は基本的に複写した曲が主要作品であり、クラシックの指揮者もスタジオワークに加わります。ミックスダウンというクリエイティブな工程があります。

タブローとしての完成度よりも、断片の書き散らしが生きている絵も多いものです。原因はたぶん創造の偶発性でしょう。大半のジクレー作品は原画の忠実再現としていますが、複数の画像を合成するワンタイムのバージョンという新式の作画も加わっています。
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