日本の美術全般の低調に関して、「芸術ブログ」でも説明を試みています。国内の一般認識では、現代美術なるものはわけがわからない敬遠の対象です。政官とつながりが薄く、確たる権威もない非主流の地位が現代美術です。あんなものは相手にするなと、ネットに書かれることもしばしば。現代の語は負のオーラ。

保守対革新の内紛を通して、アウトサイドたるイメージが国民に定着した現代美術という名称。その結果、明治大正の油彩画に代表される洋画の後継も、洋画の影響で写実性を強めた新型の日本画も、いわゆる現代美術と呼ぶ中には含まれていないわけです。

そんな日本で犬猿の仲の、わけがわからない新興美術と、わけがわかりきった伝統美術とも、外国へ持って行けば現代作品として平等になります。いさかいもなく同席してマーケットに乗ります。

この元作品は霧のようにかすんだ淡い日本画で、ブランド絵はがきコレクションの中では少数派です。もう少しくっきりした目元だったのを後でぼかしたそうで、対欧米的には興味深いテストケースになるでしょう。

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日本現代美術をドイツへ

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