海外の美術展に一度チャレンジして、特に評価もなくそれきりあきらめた方は、おそらく日本中に少なくないのではと思います。そんな一方で、作品を改良しながら徐々に評価を上げているケースもあります。

これも一種の人生問題でしょうか。よくあることで、テレビなどに突然現れ脚光をあびて話題の、時の人。うまい芸の思いつきがポンと当たったスピード出世かと思ったら、15年も前から同じことを延々と続けていたとか。

美術も石の上に三年だと足りず、急ピッチでも5年単位が現実です。その行動を追い越すかのように、こよみの年月がスタコラ走っている感覚です。ためらって立ち止まると、空白ばかりが増えてしまって。年輩になるほど、「ついこの前」が7年前だったりする現象と似て。

企画の中では、連続参加による制作の堂々巡りが減るよう、合理的な打つ手をともに考えることが増えています。展示会で売れなかった時、一人で考えても次の一手を決めにくく、しかし止まると復活できないことも多いし。こういうものは、不発の後のリカバーが意外に大事なのかも知れません。

ただしやるべきことは、全方位に広がっているわけではありません。つまり、日本では根本的に「濃い世界観」を敬遠する傾向があり、通俗的にいえば個性嫌いです。日本に暮らすと刷り込まれています。その部分を伸ばす作業が、作品改良の中心となっています。
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