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あれから6年、全く風化していないのがよいことなのか、しかし今またテレビ番組で特集するせいではなく、現実に東北からの話題も減っていて国民の心に引っかかっています。復興作業も現在進行形になっていて、一段落がついていません。

よりにもよって不況の二番底の、次の三番底が来るぞと言われていた時の天災でした。比較的羽振りがよかった芸能関係や、大企業からの大きい寄付以外は長く続かず、復興税も小さいものにとどまっています。まだバブル気味だった阪神淡路との差になっています。

復興予算が復興以外の別方面に多く流用されたことも知られ、日本は決定的に貧乏状態です。地震災害を逆手に取る、強引な景気アップには結局できなかったみたいで。以後の6年もグローバリズムのデフレスパイラルを深め続け、中高年の実質失業率も上がる一方。

海水が入ってきた地では、当初は大胆な都市計画も考えられました。宅地をいくらか高台にずらしたり、上げ底型の集合住宅を増やすのはどの程度実施できたか。ほとんどは、低地に再びまちづくりして何だかなあというところもあります。

参加者の中にも、復興ボランティア向けのプリントTシャツをデザインして、ロイヤリティーを赤十字に寄付するチャリティー商品に参加した方がいるでしょう。美術界からの資金はささやかな規模にとどまり、日本の中で重みがない業界だと実感したものです。

強いて言えば、巨大災害で日本は目立ち、欧米のアート展で日本特集が増えたぐらいでしょう。この勢いが内需にもつながればという、ささやかな希望はあります。
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