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「アートフェア」という語にはありふれた響きがあって、耳を通り抜けやすいのですが、これはたくさんの画廊が集まった合同展示会のことです。フェアはドイツ語ではメッセで、見本市という日本語で広まっています。お客は入場料を払って、現在進行形のマーケットを見て回ります。

「ケルンペーパーアート」では、50ほどの画廊が並びました。目当てのギャラリーへ買いに行こうと入場するお客もいれば、フェア全体の視察が目的のお客もいて。アートフェア団体は年に一度のイベントを目指して、一年かけて準備するわけです。開催日を楽しみにしているお客もいます。

ところで、ネットで見るアートフェアの会場写真では、壁に並ぶ作品は意外に少ないものです。そして実は、作品が少ないのは高級アートフェアの特徴です。指名を受けた参加画廊が厳選した作品を置くタイプのフェアです。元締めの主催者が、作品数や作風までも制限することがあります。

私たちは日本現代美術の多様性をサブテーマに、多品種で番を張っていました。しかし作品数が多いと、一点を見る時間は反比例的に減る理屈です。見過ごされたり、理解されずに終わる作品が増えます。自ずと、少数の品ぞろえもやってみたくなります。

アートフェアに次々参加するうちに、普段のギャラリー活動もフェアの一種だという、当たり前の認識が生まれました。
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