今朝3時過ぎにご質問をいただいた新人の方へ。2時間後に返信して不達でした。誤記ではないとしても、そのアドレスはすでに存在していません。ご確認ください。

さて本題。最近またビットコインが宣伝されています。円天やセカンドライフを識者が絶賛したパターンと似ていますが、国民に警戒される理由はいくつもあります。仮想通貨ではなく決済法や投機商材だとする見解もあり、定義が動くこと自体が不安定感を誘っています。

またビットコインに懸念する者を、関与者は説明せずにののしるのも特徴。「参加しない反対者は時代遅れのバカです」と言い切った、過去の大規模詐欺事件と空気が似ている点。本当に良い物なら、叩き発言はしないのがヒトの心理だという。ちなみに、既参者は新参者が増えると資産アップする無限連鎖(ネズミ算)機能があり、売り抜けで暴落する理屈です。

米ドル、ユーロ、円、英ポンドの四強とは違う不安定な通貨の国には、以前から代替貨幣願望があります。要は人口世界一の国民が自国通貨不信で魅了され、他国の客商売はそれにつき合い売上高を増やしたい。日本でも2017年4月から仮想通貨法が施行されます。

仮想通貨の最大の利点は、当局に知られずに資金を動かせる点で、つまり免税と洗浄が第一の目当てです。現に日本で大金が消滅した事件は、犯人がわからないまま。副次的な利点として、決済の手数料を安くできる点もあります。理論上は。従来の正攻法で日独間で展示活動費を送ると、特にユーロレート加算部分の負担が大きいのも現実。

しかし捕捉できない超自由主義で世界は不安定になるはずで、仮想通貨の根底には無政府主義願望もあり、何となく現代アートの一部にみられたアナーキズムと親しい方向性です。国を壊して世界を組み直すおもしろさの一方で、安定と秩序を今も保つ最古国日本に欲しいのは、仮想通貨のようなデフレ材料とは逆方向なのも現実。
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