音楽の場合。楽器。プロの演奏はいったい何が違うのか。

もちろん流ちょうに決まっていますが、すぐに気付くのは音の大きさです。でかい音量。吹いて、はじいて、叩けば、鳴る鳴る。音が割れたりびりつかない範囲の上限まで楽器を鳴らしきる、そのパワーがあってこそ、初めて繊細さも優しさも出せるという真実を感じます。

美術も似ているところがあります。大きく鳴る作品と、小さく鳴る作品、あるいは鳴りをひそめて、聞こえてこない作品も。力量とはそれを指すような。鳴らないわりにうんと細かい、うんときれいな美だと、効き目が足りないと感じることがあります。歴史名作もまた、鳴りっぷりがよい傾向は歴然としています。

きれいな絵画づくりを狙ってがんばっていながら、何となく行き詰まっている場合は、たぶん鳴りもポイントのひとつでしょう。小味に流れたわけではない場合でも、何となく小音量になってしまって鳴り響かない低調は起きるものでしょう。

しかしさすがに何でもありの美術、鳴り響かない作品もドイツへ持って行くと売れることがありました。だからこれは、商用の傾向と対策とは直接関係ありません。
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