絵はがき展を始めた理由のひとつは名刺です。アートフェアはアーティストの宣伝目的だから、名刺の備えは自然なこととして、場所と整理で意外に高コストです。自作した名刺を送って置いてもらうのに、追加料だとか。

そこで名刺を大型化して絵はがきにし、制作企画にした事情もありました。相手が捨ててしまうメモ相当にとどめず、商品化しました。ついでに絵はがきブランドを用意しました。

通常はがきサイズでは目立たないから、大判です。国内のポストカードにないサイズで、色もとてもきれい。その後、日本の印刷所で絵はがきの種類が急減したのは、2014年の消費税率上げ以降で、印刷料も日本の方がずっと高くなっています。

一品のジクレー版画と違い、量産する絵はがきはオフセット印刷で、これも版画に分類されます。ドイツではアートグッズだけでなく、鑑賞用ミニ作品としても買われます。絵はがきとジクレー版画は競合するから、作品選定の大事な条件です。

現地のはがき印刷は色彩がよいから、画像は厳選します。制作中の一枚は撮影画像がいくつかあり、解像度、階調、ディストーション、ノイズの何かがアウト。原画は売却済みで、以前あったゆくえ不明画像を探し、受信ホストで見つかりました。きれいに写っている画像で一安心。

ジクレーよりもオフセットの方が、原稿の条件はシビアです。原理的に分版とスクリーン処理が入るので、縞模様が出るなどトラブルも多く。撮影用カメラの性能も欲しく、撮影法も重要だから撮影ガイダンス企画があります。絵画撮影というマイナー技術を、生涯に一度だけ覚える企画です。
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