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シェアハウス会社が倒れ、バックの融資銀行内で不法行為が常習化していた事件です。そもそもの問題は、「シェアハウスは新しい日本人の、新しい暮らし方です」と誰かが言ったデマが発端の事業です。

間違った前提で築かれた新文化が、早晩に転ぶ事例といえるかも。日本のシェアハウスはあこがれの生き方ではなく、貧しい生き方です。失われた26年を記録更新し続けているデフレ日本国で、住宅事情の貧困がシェアハウスの正体なのだから。シェアは不景気の合言葉。

格差社会で生じた低所得層が自宅の家賃を払えなくなり、路上生活に転落するピンチ。そこで、家賃を半額に下げる苦肉の策が、シェアハウスの原意です。割り勘住宅の意味。移民たちが同性異性を問わずよくやる、二人で一戸の住まい方です。

ところが若者の搾取に触れたくない論者も多く、現代若者のライフスタイル哲学が生まれたとつくり話を語る。そのデマを信じた小金持ちが銀行融資を得て、シェアハウスオーナーとなりユーザー不足。デマを信じておしゃれに豪華に高額に、貧困向けアパートを建てた論理矛盾が敗因です。

この道理のシェアハウスで、有名なのはゴッホとゴーギャンです。結末は、ゴッホはゴーギャンを刃物で殺害しようとして失敗し、自らの耳を切り届けようとしたあの事件でした。いさかいの背景は貧困で、二人とも絵がさっぱり売れないダメ画家だったせいでしょう。

ゴッホには他にもコロニー計画があり、これも何度出品しても誰も買わない芸術の宿命を前提として、自己救済も含めた苦肉の策でしょう。世界各国で現代アーティストたちが利用するシェアハウスも、昔からほとんど事情が変わっていないように思えます。
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