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ロシアはサマータイムを2011年に廃止しましたが、EU国は今も続けています。サマータイムがなぜヨーロッパに多いかは緯度が高いからで、高緯度ほど夏の昼間が長いから、早朝から夜暗くなるまで働けば、労働時間がうまく収まるという農業国の知恵でした。

ドイツの首都ベルリン市も、日本の北海道の札幌市よりもっと北の稚内市より、さらに高緯度です。だから家庭にクーラーがいらず。自国ではあまり使わないドイツ車のクーラーは、オール日本製だったりしました。

イギリスも日本の真横あたりにあると思えて、ずいぶん北寄りです。日本の東北や北海道は南欧のスペインの緯度にあり、東京はヨーロッパではなくアフリカ大陸と重なります。日本のサマータイムのメリットとデメリットを検討しようにも、メリットは欧米並みを目指すあこがれ程度しかなく。

近年の欧米では、夏時間は人体に有害で事故やショック死が増えると医者が指摘しています。特に夜型人間にダメージがあると推測できます。そういえば最近の研究では、人の体質は朝型と夜型に生まれつき分かれているそうです。

しかし体質への配慮は日本になく、朝が弱い夜型人間は非難されました。朝起きられないのはだらしがなくて勤勉でないとして、夜ふかしは深夜番組やゲーム依存症だろうと、否定的評価がついて。ぐうたらをバンカラにみせにくい女児には、しんどい時代が長かったかも。

現代のサマータイム制は、体質闘争も加わりややこしい上に、財界はシステム変更の経費で収益悪化するから抵抗があるようです。だからか、日本のサマータイム導入は実質は一人の望みです。周囲の検討も本気でなく、過去の恩に忖度しつつ実質は時間切れに持ち込む芝居だという。
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