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大事な受信メールがスパムメールや迷惑メールのボックスに隔離されていて、存在にも気づかなかった体験は誰でもあるでしょう。そのメール設定はすぐに見直した方がよいでしょう。

まず迷惑メールかどうかは、自動判別での的中は不可能です。スパム側に対抗して強化すると、誤認逮捕や冤罪が増える理屈です。ある単語が含まれたりマークが並ぶと迷惑認定するなど、メールソフトのプログラム設計にすぐに限界が来ます。当たり外れの確率が存在します。

だから逆に、スパム内容なのに安全メールボックスに届いている体験もよくあります。迷惑メールの自動判別はあくまでもビギナー向けで、ベテランは瞬時に目視判別できてしまうから、自動を普通は切ります。

また自動判別をオンにする時も、別フォルダーに隔離しないのがコツです。危険物はマーキングすれば十分で、見る前に排除して見えなくするのは、ビジネスユースでは取り返しがつかず忌避されるもの。

最近出回る迷惑メールは有名企業のなりすましが多く、リンクか添付に仕掛けがあります。一方、表示しただけでマルウェアに感染するHTMLメールなどは、メールサーバー側で事前除去していることも多いのです。スパムメールは、かつてほど大量には来なくなっています。

迷惑メール判別機能は一種の人工知能ですが、百発百中で当たるように作れそうな気はしても完成は遠いようです。初心者が目で見分けるよりも、外れの多い判別能力にとどまっています。 メールとPCのトラブル解決
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|08-20|パソコンとネット関連||TOP↑
数カ月前に組み直した新PCが、突然起動しなくなりました。マザーボードに通電しながらBIOSは起動しないから、電源ユニットは原因から外れ、BIOS不良かメモリー不良に決まります。CPU不良は考える必要がなく。

そこで2枚のメモリーを外し、エチルアルコールで金メッキを清掃しました。しかし起動せず。次に、マザーボードのピンを差し替えてCMOSクリアすると、正常起動しました。しかし翌日まただめ。そこでメモリーを1個外すと、正常起動しました。ほらまたねという感じ。メモリーが犯人です。

ここからがおもしろいのです。メモリーソケットは1~4まであります。メモリーが1枚ならソケット1か2に差し、2枚なら1と2ともに差し、4枚なら4ソケットに差すタイプのマザーボードです。そしてメモリーは2枚持っていて、1枚だけを使う差し方は4通りあります。

4通りとも試した結果、メモリーAはソケット1と2のどちらに差しても起動し、メモリーBはソケット1と2のどちらでも起動しません。つまり登場する6部品のうち、メモリーBが故障していると特定できました。

しかし大手BTOノートパソコンでの経験則では、あり得ない登用にも可能性はあるのです。そこで、メモリーAをソケット1に、メモリーBをソケット2に差しました。これは単に、二日前に起動しなくなった配置に戻しただけ。

結果は正常起動しました。ほらまたねという感じ。論理も何もなく理屈で解決せず。何か人材登用のヒントになりそうな不合理のおもしろさで、道徳の教材にありそうな。なぜこうなるかは、高周波のノコギリ波形がアバウトに崩れた程度がマージンを越える偶発現象です。デジタルなのにアナログ的な随時不調が起きます。
|08-13|パソコンとネット関連||TOP↑
パソコンに起きた謎の不調を丸二十日も調べ、作業が空白になりました。前ぶれもなく電源オンで起動しなくなり、システムバックアップソフトでCドライブを書き戻すと正常化します。数回は起動でき、時間がたつとまた起動しなくなる珍現象でした。

当初注目したのはAFTディスクの開始オフセットで、SATAコントローラーも旧式だからと、パーツを七点買い一台組み立て、過去のCドライブを注入しました。結果は現象がそっくりまた起きるではありませんか。キツネにつままれたようで謎が混迷した次の瞬間、なーんだと。

料理して食べて平気でも、時間をおいて食べると食あたりが起きます。これだったのです。実行プログラム(EXEファイル)に、「トロイの木馬」型のマルウェア(ウイルス類)が繁殖していました。一年前に収録しておいた無菌状態に書き戻しても、今新たに感染して起動しなくなる現象でした。

起動しないハードディスクを、通信パソコンの最新アンチウイルスソフトで調べると、マルウェアが二千個も見つかりました。試しに全て駆除すれば再び起動したのです。データドライブに保管された、管理者用サービスインストーラーのEXEファイルが伝染源だった疑いです。

いくら新鮮なシステムに戻しても、数時間で二千個も増殖して倒れたのでした。食中毒とそっくり。ネットにつながない孤立したパソコンは、ワクチンが古いままになるという構造的な問題でした。今回無駄に買い足したハードディスクに、管理用プログラムを離して置けば予防できます。

このタイプのウイルスは、アプリ実行プログラムにのみ取りつき、文書や画像データは無関係です。最近のマルウェアは、アプリを好きにダウンロードして使えるスマホの被害が多く、銀行口座の情報を奪ったり、仮想通貨の資金移動追跡(マイニング)に加担させる目的だそうです。
|04-26|パソコンとネット関連||TOP↑
今になって失敗と気づいたのは、同じパソコンを長く使ったことです。書類と画像の作成用の一台が、最近不具合で二週間近くも深入りしています。2005年に最新パーツで組んだ、省電力のPentium MとマイクロATXマザーボードの組み合わせ。

原因の推定は変転しました。最初はキーボードのPS2コネクタ接触不良、次に帯電、そしてディスクのセクターエラー、MBRの損傷、電圧が低下してBIOS保持不能、AFTディスクの開始オフセット問題。半導体の劣化かも知れません。

医者の苦心を想像しました。フィジカルもメンタルも異常なしで、しかし症状は表れる事態です。ネットにもこの故障の例は出ていないようで。

解決してもCPUの馬力不足で時代遅れと考え、一台また作ることにしました。ただし絶版ソフトは、非AFTディスクの旧OSでのみ動作するから、古いパーツも探しました。

パソコンの難題に、ハードとソフトの寿命があります。いつかハードは物理的に壊れ、ソフトは機能不足になります。新ハードでは古ソフトが動かず、古ハードでは新ソフトが動かず。AGPカードやGクルーみたいに消えるものもあります。

近所にあったパソコンパーツショップがやや遠くへ引っ越していましたが、行ってみると広い床に中古コーナーが増えていました。90年代のパソコンは生鮮食料品と呼ばれましたが、旧製品は遅いという不満は2008年以降の製品はほぼ消え、古物も実用的な時代に変わっています。
|04-19|パソコンとネット関連||TOP↑
というわけで、作品画像データのバックアップが課題です。メディアは三つ必要です。原理のヒントは、WindowsとMacの上書き保存コマンドにありました。上書き保存とは、元データを画面に読み出し(開き)、内容を変更して、元データにかぶせて更新する操作です。上から書き変える意味。

昔のMac歴が長い方々は、上書きの時にデータを全て失った体験が何度もあると思います。これがWindowsソフトでは起きなかった理由は、アプリケーション動作順序が違うからです。設計思想の違いらしく。

まず予備知識として、上書きは見せかけです。データを重ねて差分のみ替えたりは不可能だから。上書きの内訳は、元データを消して画面データを新規保存するだけ。元の属性や履歴を裏で引き継がせて、差分更新したかに見せかけ、実は新旧データを丸ごと交換するだけ。

旧Mac用ソフトの動作は、そのままの順序でした。元データを完全消去し、代わりに画面データを新規保存する順序。一個に減らして、二個に増やす順序。ところがこれだと、一個に減った次の瞬間にフリーズや停電が起きると、元データと画面データを両方とも失います。さっきまでディスクにあった元データまで蒸発して。

一方のDOS用やWindows用ソフトは、自動的に画面データを拡張子「bak」で新規保存し、次の瞬間に元データを完全消去します。その次の瞬間に、「bak」データの拡張子を「ai」「png」などに書き換える順序です。三個に増やして、二個に減らす順序。新旧データが計一個になる瞬間を生じさせない仕組み。画面の一個なら、なおさら。

このフェイルセーフ思想は、手動のデータ複写でも使えます。つまりバックアップ用のメディアは、メインディスク以外に二個必要です。保存場所は、計二個ではなく三個必要。
|10-27|パソコンとネット関連||TOP↑
前回のジャパン・フェスティバル・ベルリン2017で、日英コラボ作品の英側のパソコンでハードディスクが故障し、2点が出品できなくなっていました。急きょ旧作に差し替え、こちらには目新しかったし売れたものの、新作の登場は延期。

BSD系のMacOSならドライブ番号はないとして、Windows系はOSをCドライブに置き、データは論理ドライブのDやEに保存します。一個の物理ドライブを、CとDの2つかそれ以上のパーティション(区画、部屋)に分けると、どれかがアクセス不能になっても他が助かる確率は上がります。

Dドライブの保存データは、作業中に外部のUSBハードディスクなどに何度も複写するのが通常の作法です。Dドライブ故障時に、できるだけ最新に近いデータが残るように。

Dドライブのバックアップコピーやくみ出しは、手動でできます。しかしCドライブは手動コピーで再現できません。ランダムコピーでは無効になる、指定セクタ部分があるから。そこでCドライブ用の特別バックアップ法もありますが、ネット説明はわかりにくいことが多い。

Cドライブのバックアップは、ハードディスクが盗まれ燃やされドリルで穴をあけられても、別ハードディスクに再現できる必要があります。OS不調時に健康時のOS状態に戻す機能だけだと、酷使などでディスクのメカが壊れると復元できないからです。

そこを解決するために、CDで起動してイメージバックアップする、「時間差クローン引っ越しソフト」が市販されています。しかしネット説明のバックアップ法は、この最悪の事態向けか、それとも軽い事態向けかが不明瞭なことが多い。似て非なるものの説明が苦手なのは、芸術論と似ています。
|08-05|パソコンとネット関連||TOP↑
市販パソコンも自作パソコンも、ある頃からドライバープログラムに由来しないメカの故障が増えました。昔のパソコンの方が安定しており、今のパソコンは不安定です。

今の方が動作が不安定な原因は、大規模集積回路のプロセスルールが微細になった以上に、周波数の上昇です。メガヘルツから、ギガヘルツというあれ。デジタル信号を人が話す声にたとえると、昔は大声でゆっくりしゃべりました。今は小声で非常に早口です。小声は省エネが目的。

今のパソコンの突然の不調は、多くの場合メモリーが原因です。たとえば2008年のノートパソコンでは、起動したりしなかったりの不規則な挙動がひんぱんで、社員たちはソフトの再インストールに翻弄されました。

実際はOSの入れ直しは無意味で、原因はメモリーの接触不良です。そこで同型ノートが多くある企業では、互いにメモリーを交換したり、二枚差しの場合は一枚ずつ確かめて、犯人を特定します。

やっと真犯人はこのメモリーとわかり、何気なく一台のノートパソコンに差すと、あっさり起動したり。ギャフンと振り出しに戻り、途方に暮れる結末。デスクトップもノートも、起動不良や突然プツンと落ちる場合は、分解してメモリーモジュールを抜いて差せば、復活する確率が高い時代です。

しかしメモリーがいよいよダメか、電源やメインボードがダメとわかった時に、どうするか。暑い日には熱暴走を疑います。重い映像データを延々と映す時など、半導体内のジュール熱によって、突然倒れます。いわばパソコンの熱中症で、冷えるといつもどおり起動する簡単な解決法。
|07-17|パソコンとネット関連||TOP↑

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