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2019/01/27

JFB2019の2日目は早くも3時間が過ぎて

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019美術展示の、今日の様子です。これは担当マネージャーの撮影で別のカメラです。







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2019/01/27

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019の初日は無事終了



ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019の初日は、ドイツ時間1月26日20時にお開きになりました。日本時間で27日朝4時です。ドイツの見本市の中で、アートフェアは夕方17時に終わるタイプが多いのですが、これはアート単独でないからか長めです。終盤に売り上げを伸ばせる機会があります。明日を目指します。

初日の速報で、絵はがきは堅調でしたが全般に重かったようです。なぜか今回お客の数が少ないと、常連の間で話題になっていたそうで。何かイベントのバッティングでもあったのか。それとも景気なのか。

ドイツはいわゆるリーマンショックの当事国だから、2008年以降の世界同時不況の大構造に含まれます。1997年以来デフレ不況の日本からみると良好でも、GDPの伸びは世界の中では全く小さい。ペーパーアートとプリントアートの人気は、この21世紀世界史と関係があります。

継続的に出展していると、国全体の流れに巻き込まれる感覚がありますが、近くでテロが起きて危機感があった時は逆にお客が多かったような。お客の多い少ないはドイツの主催者団体の収入に響くので、心配でもあり。

ところでこの撮影カメラは、Canon EOS 5Dというフルサイズセンサーの高級機種です。毎度ホワイトバランスの自動調整が難しい会場です。上は雪の会場建物で、偶然生じた配色です。

向かいのブースとの間の通路が狭く、レンズの焦点距離が長めなので、正面から全体を入れて撮ることができないようです。それで斜め向きが多くなります。2日目は作品レイアウトの模様替えを考えています。



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2019/01/26

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019の会場16時前



開催初日のベルリン市は、年明けて初の雪景色でした(現地撮影係より)。日本も全国的に雪模様でした。日本はドカ雪にならない程度の小さめの寒波でしたが。

日本時間はもうすぐ1月27日になります。ドイツはまだ26日の夕方で16時前です。売れ行き情報は絵はがきが堅調で、全体に小さいものから出ているような。ここからがんばります。

それにしてもマニアックな雰囲気で、さすがアートの階というか。観客は慣れていて、自分が探しているものを見つけてしまうので、期待しています。

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2019/01/26

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019搬入直後



ドイツ時間25日夕方に作品を搬入しました。まずは詰め込んでみたところ、こんな感じです。かなりのごってり感で、周囲を圧迫するような一角に見えます。

しかしまだ試し置きで、ジクレー版画は掘り出される縁起を期待するとしても詰まりすぎに見えるから、これから広げたり狭めたり動かします。例年よりスペースの制約がありますので、お客が見るたびに変化するぐらい動的に考えています。

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2019/01/25

明日はいよいよジャパン・フェスティバル・ベルリン2019

いよいよ明日は、ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019開催です。ジャパン・フェスティバルと名がつくイベントは、世界中に二ケタはありそうですが、互いに無関係です。ベルリンでは一般商品やサブカルデザイン系と階を分け、芸術関連の階が用意されます。

ドイツの美術展は、概して高尚な場ではありません。何となくかっちりした堅そうなイメージの国ですが、実際はフォーマルスーツが合わないくだけた雰囲気です。これは外国主催の外国展覧会は、基本的にアート売買市場だからです。お客は鑑賞目的でなく購入目的で、難しい顔をする必要がない。

家に飾るとか自ギャラリーに置くとか、民主的な価値観で動いています。審査員はいないというよりも大勢いる意味になり、過去の審査傾向へと収束しがちなコンテスト展にくらべ、作風の幅が広いのが普通です。

今回はミニマルスペースで実験的な対処になりそうです。作品を広げるスペースが得られなかったので、欧米に見かけるカウンターテーブル式みたいなのが予想されます。図書館の閉架書庫式みたいですが、過去にやったことはあります。

展示物はアートプリント(ジクレー版画)と大型絵はがきがレギュラーで、原画の内容をできる限り濃縮したものにしてあります。これは、日本からただ持って行くだけでは、売れ率で伸び悩んでいたから改革しました。今回はマイクロ個展も同居し、詰め込んだ感じになるでしょう。

皆が制作にずいぶん時間をかけてきましたが、二日間はあっという間に過ぎます。外国では日本よりも美術が多く売れると言われますが、実は条件つきです。受賞に向いた作品と、個人が買う作品が異なる壁も意外に大きいのです。全方位何でもありとはまた違うので。
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2019/01/18

絵はがきコレクションの再スタート元年

ジャパン・フェスティバル・ベルリンは主催団体が大きくなったみたいで、ドイツで宣伝に力が入っているそうで。主要国でドイツは日本の次にGDPが伸びず、しかし21年間も横ばいの日本より消費はずっと好調で、市民の顔も明るい。

日本は政策の誤謬で節約に徹してしなび続け、その典型が東京五輪の経費削減方針です。あえて経済刺激を放棄し自滅を選んだ日本にくらべ、ドイツは末端にもお金が回る仕組みで、バイト料の下限が時給1300円という。

当企画では今回、最小単位のスペースだけ確保しました。春のうちに早く埋まったらしく、場所どりに失敗。ドイツ人脈に頼り復活で滑り込めたのですが、消費税上げアナウンスで四番底へ向かう秒読みとなった日本の空気にこちらもやられ、腰が重くなっていた失敗です。

絵はがきコレクションは2013年の発案で、翌年が消費税アップでした。増税により風邪がぶり返すように再び冷えた内需低迷で、大手企業シャープなどが外国に身売りする5年となりました。絵はがき展は5回目で、種類が増えて保管問題がふくらんだのを解決することになりました。大手企業と似た窮地です。

絵はがきの海外転戦企画がよそにない理由は、やってみてわかりました。たとえば店舗に絵はがきを預け、委託販売するとします。どれが何点売れたか記録してもらうには、人件費が必要です。タダ働きを強いて済むデフレ日本とは違うから。

記録にお金をかければ、最初から企画参加料は高くなります。デフレ不況だから安くして現地の友情出演に頼れば、売上金歩合と絵はがき残りしか回収できません。後で数が合わないと、店頭での万引きが疑われます。被害届を出すべしなどと気に病む方には向かず、だから絵はがき転戦を実行する企画はここだけです。
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2019/01/12

白い恋人たちと東京五輪スキャンダルの掟

映画『白い恋人たち』の1968グルノーブルオリンピックでは、ジャン・クロード・キリーというスキーヤーが三冠王(滑降、大回転、回転)になりました。映画のサウンドトラックは2018年秋に亡くなったフランシス・レイが担当した、誰もが耳にしたことのある曲です。

「すぎてゆくのねー」の和訳歌詞に対して、サントラ曲の直訳は「じゅうさんにちかーん」となります。映画タイトルの直訳も『フランスでの13日間』でした。その年に引退したジャン・クロード・キリーのライバル、オーストリアのカール・シュランツは実は回転で優勝していた疑惑に泣いて、次回を目指しました。

しかしカール・シュランツは、4年後の札幌オリンピックを追放されました。理由は『クナイスル』。オーストリアのスキーメーカーで、スキー板の宣伝ポスターに写った彼を、オリンピック委員はアマチュア規定違反として札幌入り後に失格としたのです。

この極度のアンチ商業主義を完全否定し広告収入で成功したのが、1984年夏のロサンゼルスオリンピックでした。以降の冬五輪はアルペンもジャンプも、選手たちはスキー板を持つ時にメーカー名を常にカメラに向けるようになりました。国際オリンピック委員会は、1988年にカール・シュランツの失格処分を取り消します。

2016年以来の問題は、2020東京オリンピックの開催地選びの賄賂疑惑です。東京都は札幌オリンピックでのカール・シュランツのように、失格候補44人のうち1人だけ失格のスケープゴート役なのか。しかし2016リオデジャネイロオリンピックでは、すでに賄賂疑惑は解明され処分も終わっています。裏金はよくあること。

「フィクサーなしには票がとれない闇の掟があるのに、演技ふうの取り締まりだけが行われる」という事情があるのかも含め、全体像を語れる者がいない状態です。1998長野オリンピックでは、普通なら後世の記念物になる資料を素早く燃やしたので、疑惑は過ぎてゆくことなく固定しました。
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2019/01/09

ビッグデータと芸術の関係がつかめない

アメリカで行われた占いショーのイベント。大きい会場にお客を集めて、占い師が占ってさしあげる趣向。会場に来ているお客の中から選ばれた女性が、占い師にみてもらうと次々と的中して観客が盛り上がります。

「あなたにはお子さんが二人いますね」「はい」「もしかして双子ですかね」「ええーっそのとおりだわ」「なぜわかるの」と、本人は目を丸くし驚きの声。「抽象画に関心がおありですね」。サクラでないことは見ていてわかるから、会場はどよめきに包まれていきます。

よく当たるのは、占い師の団体が住民データベースを取得しているからです。来ているお客が誰で、年齢や仕事や家族構成を占い師は知っていました。プロの占い師がそこまで本気だと知らないお客は、透視術や予知能力を信じたのです。

そのデータベースを国や世界全体に広げるのが、ビッグデータの概念です。電話番号や口座番号などにとどまらず、支持政党や宗教や隠れた趣味もデータ化します。パソコンやスマホで閲覧したページ情報など、本人も記憶にない本人の秘密を第三者が得る仕組みです。日本人は美術サイトを見ないことが、他国にはわかる。

SNSのプロファイルや動画アカウントと照合して、秘密警察にも集めきれない個人情報を電子整理できる時代です。今でも事件があると容疑者のSNSが探し出され、未成年でも名前がネットに出る、それも自動化できます。カード払いと自動運転のGPSデータを加えると、人工知能で個人をリアルタイム追尾できるはず。

無線通信インフラ機器にスパイチップが隠してあると以前からうわさがあり、アメリカがやっと動き出しました。機器に隠された「余計なもの」は、遠隔操作で入れ替えるプログラムのはず。目視不能のバーチャルチップでビッグデータを構築する目的で、実質はかたちを変えた戦争のスパイ活動だという。
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2019/01/02

美術展覧会は海外の方が楽しくやりがいがあるのはなぜ

日本で開催される大規模な展覧会の大半が、公募コンテスト方式です。その最大の特徴は、審査員が取捨して当落を決める点。市民に見せるべき作品を通し、見せるべきでない作品を除去します。審査員が嫌いな作品タイプは展示から外れる。

日本人がそれを当たり前と思っているのは、「正しい美術」と「間違った美術」がある前提と、その二つを上位の人が仕分けしてくれる期待があるからです。一方、外国でコンテストが敬遠される理由は、現代のゴッホが除去される仕組みだから。

除去してもよいと日本で考えるのは、芸術が苦手だからです。どうせ作品を見ても違いがわからないから、優れ物と劣り物を先に分別してくれたら、僕らは安心して美術展が楽しめるという。ゴッホは子孫にまかせる。優れ物は上が決めて下に教えれば済み、下の立場で価値を決めてはだめ。市民は上からの指示を待つだけ。

さて問題は、アーティストにとっての効用です。ある画家が異なる作風の二種類を出して、一方が当選し一方が落選したとします。その画家は賞罰で指導を受けたかたちで、見ようによっては調教される犬やイルカのような扱いです。

とはいえ、芸を覚えるプロセスのどこかに審査する評価者がいてくれないと、制作力アップが見込めないのも事実。そこで日本以外では、審査員を一般市民に設定しています。市民は作品を買いはしても、展示前に除去するまではやらない。結果は展示即売の方式となり、いわばアートの豊洲市場です。

豊洲市場に見学者より購入者が多いように、世界の美術展覧会は購入者向けの市場です。買う立場にとっては物をよく見せる飾りつけは不要で、床にゴロゴロ置いてもらえば選んで買うから。会場をキラキラに美化した費用を、画家たちの売り上げから没収する必要もなく。
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2019/01/01

新元号で何かができそうな新感覚と美術活動

新しい参加希望者の「色々やりたい」「何かができそう」という未来志向で、明るい気持ちになります。美術に限らず、この志向が日本国内でしぼんだせいで、不景気に納得してしまう人が増えたのでしょう。「日本はもう経済成長しないから」というなげやり人間が、テレビラジオにめっきり増えたのは確かです。

不景気とは、消費と投資が節約で冷えた状態のことです。「消費と投資が冷えると不景気が起きる」の言い方は間違いです。冷えた状態が不景気なので、「頭が痛くなると頭痛が起きる」式のトートロジーです。とたんに気がつくのは、株価上昇は景気と関係がない点です。具体的にどういうことか。

株価が上がり配当金を得るのは、イギリスやアメリカや中国圏の投資家と持ち株会社など、日本に住まない富裕層が大半です。彼らの収入は、日本全国のシャッター通りに店が戻る話と関係なし。日本の会社員がマイカーを大型に買い替えるブームもないし。コンビニの正月休みブームは、実は消費縮小の証拠です。

しかし国民は事態をイマイチ理解できず、低所得を自分の罪だと思い、気が滅入り自殺しています。しかもネットに、低所得者はまじめに働かないからだと、書いて回る関係者が複数います。裏側に不況バンザイの特殊な面々が詰めて、国内分断を進めている証拠です。日本の分断。不況は人災でなく故意とわかります。

養護施設の19人刺殺犯人はそうした活字に感化され、始末する汚れ役を買って出たハネ上がりだった蓋然性が高いのです。犯人はたぶん親切なタイプ。事件がデフレ不況の末路と気づかない国民はやばい。国民は、国内テロは未来に起きると思い込み、そのテロを悪人が起こすと思い込んでいます。

その日本で「色々やりたい」「何かができそうだ」という新世代は、なげやり人間に勝たなくてはいけない。日本が好転する出発点は、常に外圧と世代交代でした。自浄はない話。国益に使える外圧はないか、美術でも探しています。謹賀新年。
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