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2020/01/30

最終日のジャパン・フェスティバル・ベルリン2020|驚きの勢い

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2020の最終日の会場です。写真が届いてびっくり、家具の配置も変わっていました。よい形になっていました。ドイツでは美術は高尚や難解やおごそかなものでなく、もっと日常の中に一般化しています。そんな雰囲気が見えます。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

ジャパンフェスティバルベルリン2020

ジャパンフェスティバルベルリン2020

ジャパンフェスティバルベルリン2020
(all photos:Mihara)

現地在住で書道のErikaさんと、ドイツのRobertさん、撮影のMiharaさん、日本からはプロミュージシャンのHanane Kondo様に、会場でセールス攻勢をかけていただきました。やや値の張る作品も、交渉の末にお買い上げいただけました。

大型絵はがきは堅調でした。一枚に時間をかけていますし。ジクレーはアート・マネージメントの作品も滑り込みで買われて、よかったーという心境です。

今回は色々ありました。原画の箱が初めて税関で止められ、新たな証明書づくりと再回収の作業などで、あらゆる作業が後にずれたのです。徴税に必死すぎるドイツならではの課題が残りました。

また3企画が従来仕様のままで、日本側デスクが価格対応に遅れました。これはEUやドイツ経済の局面に関係したと思われ、仕様変更の必要も生じました。もっと枚数を買われるように。

欧州中央銀行の財政出動の組み直しと、ドイツの減税がうわさされます。付加価値に重点があるアートは、経済動向に大きく左右されています。ベルリンの変化に遅れないように。
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2020/01/26

初日のジャパン・フェスティバル・ベルリン2020|書道パフォで目立つ

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2020の初日の会場です。例年は雪模様なのに、今回は雨でした。日本も雨続きです。それでもお客には恵まれました。ここから撮るビルの全景は初登場です。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

パネルは2面借りていますがなぜか搬入時は1面だけで、現地で交渉していただくと3面に増えました。前回別の理由で狭かった画家が、うまく収まり助かりました。実績ある画家の特集コーナーが二つです。問い合わせも来ました。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

高級プリントアート(ジクレー版画)を重ねてテーブル置きするのは、縁起も含めて作戦にしています。時々かき回します。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

新マネージャーは書道の師範なので、色々検討して羽を伸ばしてもらう作戦をとりました。次回へと延ばすと、高速回転するベルリンでは機会ごと消えやすいし。布石として印象づける意味もあり。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

毎度人気の日本関連雑貨店です。いつも常連らしき出展が目につくような。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

初登場のライバル出展と価格が競合してしまい、2日目終盤予定のセールを早く始めました。高級な紙を使っているのに。原画でないから売り惜しむ意味なしとは、現場の実感です。

ジャパンフェスティバルベルリン2020
(all photos:Mihara)
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2020/01/25

搬入日のジャパン・フェスティバル・ベルリン2020|夜まで手作り会場

ジャパンフェスティバルベルリン2020

さてジャパン・フェスティバル・ベルリンの季節です。いよいよ明日25日10時に開催です(日本時間今日18時)。やっとここまで来ました。

前日の1月24日ドイツ時間17時から搬入しています。やはりテーブルが広めで、融通がききそうで安心しました。日本から出向いた少数派として、威信をかけて場所を取ったんだし。ついたてが後で増えます。ついたても含めて、途中で模様替えしていく予定です。どうなるか、脚本はなしです。

ジャパンフェスティバルベルリン2020

ジャパンフェスティバルベルリン2020

ジャパンフェスティバルベルリン2020
(all photos:Mihara)
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2020/01/20

準備ジャパン・フェスティバル・ベルリン2020|規模は手頃でも手間

日本特集の見本市イベントは、ジャパン・エキスポやジャパン・フェスティバルなどが知られます。世界中に同名のイベントがあります。名称に商標もないのか主催者はチェーンでなく、それぞれ別団体です。日本丸ごと見本市のフェアは、世界中で長いブームになっています。

ジャパン・フェスティバル・ベルリンもまた、東日本大震災より前からあります。まだアットホームな規模なので、芸術コーナーで今のところ作品を見やすい雰囲気がつくりやすくなっています。ワークショップなどもやりやすい規模です。

一般に祭典が巨大化するほど大企業の出展が増え、出し物ひとつずつの影は薄れ、喧騒の中で埋没します。また著名人やタレントがお客の目当てとなりやすく、展示物が背景化して個別に目立ちにくい難点もあります。お客が後日覚えていないものが増えて。ここではまだその傾向はなく、手作り感がいっぱいです。

こちらも作品内容で目立とうとしており、アートのマーケットリサーチが大きい目的で、個展の準備の一環にも位置づけています。今回2020も3種類の企画の合同でミニ展示コーナーをつくります。新しい幹事さんを中心に、現場は初回の苦労があります。作業が後から出現するのです。

ドイツは美術の物価は安いのです。国内で売買される数量も日本よりずっと多く、値はこなれて完成作品も画材も安いようです。しかし文房具は高めとわかっています。だから一部日本から送りますが、すると送料が日本は高いのです。

開催2日間は毎度すごい速さで時間が過ぎて、やりたいことがまだあったような、乗り遅れたみたいな感覚が残ります。出品者からも、もっとこうしていればというご意見もあるでしょう。それに支えられて続いています。
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2020/01/13

日本とドイツの美術物価の内外差が課題|毎度悩んでばかり

日本は美術市場が小さいというか、確かな市場がない話を時々出しています。日本は諸外国と異なり、合同展覧会の大半が公募コンテスト展だからです。公募コンテストでは、審査員が作品の格づけを行い、作品を売るのはまず禁止です。

だから作品を売った体験も少なく、自身のアベレージ価格が決まっていないわけです。その結果、世界の一般的な価格とは違う値づけになりやすい失敗があります。しかしもうひとつの原因があります。

それは市場が小さいと購入客が少ないので、値がこなれない問題です。つまり買う人が少ない分野ほど、逆に単価が上がってしまいます。買う人は特別な考えで買おうとする見込みとなり、高値で成り立つわけです。お客が限定される前提で。

フランスだとおにぎり弁当はまだ珍しいから、3個700円でも行列はできます。日本だと一般化してどこにでもあるから、3個350円でも高いと感じられます。これが美術でも起き、日本からドイツへ送った作品は、おにぎりとは逆に日本価格だと高くて手が出にくい。

実はジクレー企画では、その問題も含めて解決を考えています。プリントアートだと原画は手元に残り守られます。複製の一種であるジクレーなら、現地の相場に合わせやすくなります。プリント料の実費部分も、日本より値がこなれているし。

日本の事情はまだあり、できれば出品参加費の元をとれるほど高くしたい思いもあるご時世です。すると自ずと個展の事前リサーチや、トレーニング的な意味が浮上します。価格アップ以前に、内容を充実させてという考えになります。
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2020/01/07

絵画の撮影カメラがものを言う|デジタル版画時代の海外アート進出

現代のデジタル版画は、写真画像をプリントして量産するものです。写真に収まる全てのものを版画にできます。自分の顔でも。ジクレーと呼べば、グラビアやオフセットでなくインク吹付式を指すので、高級版画の部類になります。

ジクレー展覧会は、出品の制約が小さく自由度が高いのが利点です。まず作品サイズが小さくても巨大でも出品でき、売却済みでも出品できます。入門用のハードルの低さと、応用範囲が広く奥も深くなっています。

ただ、撮影の画質で版画のクオリティーが左右されるから、まずは画素数が多くてセンサーが大きいカメラが理想です。写真スタジオに外注にしても、絵画用大型スキャナーがないところでは、意外に上手でもありません。料金も高く、全点写すとコストがかさむし。

過去にスタジオ写真がイマイチで、作者自身が写し直したこともありました。光る素材の作品でした。自分で撮ると、ある部分をピカッと光るようにライトを当てる細工ができます。そうして作品に特別なライブ感を加えてうまくいきました。

問題は、カメラはスマホだけ持っている場合が増えていて、三脚につけて絵にまっすぐ向けることがやりにくい欠点があります。画質も概してジャリジャリしたノイズ感があり、JPG圧縮も避けられずに圧縮率で劣化が目立ちます。

デジカメ撮影技術の底上げも思いつき、そちらの準備も考えています。比較的安価で、絵画撮影に向いたカメラはいくつかあります。こうして、いくら簡単になっても、また手間をかける方向になってしまいますが。
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2020/01/02

ブランデンブルク門のジルベスター夜景|行く年来る年のベルリン版

ドイツの年末年始

ブランデンブルク門で開かれたジルベスターの写真が特派員から届きました。

ドイツの年末年始

ジルベスターの語は、日本ではジルベスター・コンサートというクラシック音楽用語になっています。ベートーベンの交響曲第9番とか。ドイツでは年末年始を含めてなので、日本でいえば「行く年来る年」に相当するようです。年越しそば相当はドーナツだそうです。

ドイツの年末年始

ブランデンブルク門は屋上に馬車の銅像があり、馬が向いている側が元東ドイツです。写真は鳥と車輪が見える側なので元西ドイツ側からの撮影とわかります。門の左が北になります。

ドイツの年末年始

パーティー会場はかなりの人混みでぎっしりでした。かなり早く着いたのに、予定した花火の撮影は三脚を置く場所もなく、無理だったようです。(Photo:Mihara)
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2020/01/01

激動の2020年始ドイツの心中察してこれ|ブランド絵はがき図鑑13

謹賀新年。今年は変えましょう。ジャパンマネーの強化を図るために、日本経済をどうにかしないといけませんね。

それにしても世界の人々は仲良くならず、いさかいと分断が続いています。いさかいと分断は、友人関係や夫婦関係でも普通に起きていますが。人には、世界を混乱させる本能でもあるとみた方がよさそうな気もしてきます。

というか、人は非常に複雑な生き物で、現象に反応して動的に変化する性質があります。この手の論は、芸術の複雑さを語るマクラみたいなものですが。

たとえば企業の中で優秀な2割を集めて新組織をつくると、メンバーの2割は働きがよく、2割はだらだらし始める配役の再構成が自動的に起きるそうです。優生思想を否定する根拠になっています。美術の傑作も、誰にできるかは不確定です。

2020年に、経済大国の動転が起きると言われてきました。アメリカ、中国、日本、ドイツ、イギリス、フランスと、大国は問題をかかえています。興味深いのは日本で、存在しない財政不健全問題に悩んで混迷したナーバス国です。

国際金融が故意にバブルを起こさせ、故意に後処理を失敗させ、貧困化させて金品を持ち去る陰謀がよく言われます。しかし国際金融は貨幣発行権を持つ側だから、論理矛盾があります。人の複雑さです。

ブランド絵はがき
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