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2021/08/27

絵はがき100枚日本へ企画を計画中|国内に需要をつくりたい

先日の日本祭でも、大型ブランド絵はがきは好評でした。絵はがきに作者のサイトURLも記されていて、売れると宣伝になります。この絵はがきの価値は、ひとつはオフセット印刷にしては原画の鮮やかな色も出る再現性です。色あせたり沈んだりしないで。

もうひとつは、図柄を厳選している点です。美術家が思い入れた絵をそのまま出しても、買い手が現れないものも初期に生じました。そこでより手が入ったり芸術性の高い絵図を推薦し、売れるように持って行く企画戦略で改善しました。

どれが作者のベスト作なのかは、自薦と他薦で割れることがよくあります。枚数が出た方が得策という企画なので、一枚売れればよしというジクレーよりはシビアになる面もあります。まとまった枚数を刷るわけで。

大型ブランド絵はがき企画は、元は我々が一時的に持っていたアートギャラリーの店頭販売用でした。それをドイツ側の判断でジャパン・フェスティバル・ベルリン2015に出してみると、まとまった枚数が売れました。和風の図柄が多く買われたのは、日本特集見本市も理由だったでしょう。

これまでドイツ側の保管場所のコストがかさんで、日本へ一部送ったことはありました。国内で使う用途として、日本へ送る常時企画を追加する計画です。日本では日本祭はないし、純粋なアートフェアも定着していないので、個展での配布や販売用と想定しています。

ちなみにポストカード以外も含めた紙カード類は、ドイツでは日常的に多く制作され、あちこちに出回っています。よくあるのがA5版の面積で長細くした、ラングと呼ぶサイズの案内カードです。こちらで作ったこともありますが、日本側が好景気になればまた作ります。
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2021/08/17

ベルリンの日本祭に絵はがきを出展|高級手作り菓子の一角に

2021年8月15日(日)にベルリンで日本祭が開催されました。現地リーダーは手作りの自然食品、高級菓子でエントリーし好評でした。その一角に、物語ブランド絵はがきを置いてもらいました。

買われた図柄です。他に抽象系やモノクロ写真や、おもしろデザインも多数置きましたが、今回は和の伝統をイメージした図柄が当たりました。すでに日本へ送るなどしてドイツ側の在庫が希少の初期の好評作は、欠席となりました。それらも置ければよかったのですが。

現地リポートです。「引き続き猫ちゃん人気はありました」「絵に漢字文が書いてあると、お客様から意味をたずねられました」「日本語を上手に話すドイツ人の方から、『すべてキレイだ、どれにしようか迷うからおすすめを教えてください』と頼まれてしまって」。

日本文化に研究熱心なお客もいらっしゃったそうです。三色刷りですが、強彩色の発色も鮮やかな絵はがきです。楽しい交流になりました。そうそう、日本祭というのが定期的にあるのです。作者の方々はご協力ありがとうございます。

日本祭21絵はがき販売
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2021/08/10

京都市が財政破綻する悪い冗談|福岡市は交通インフラ整備中

昨日は「山の日」の振替休日でしたが、近所の私鉄高架工事の進み具合を見に行きました。開かずの踏切を解消して、経済を活性化させる計画です。ここは日本経済全体の低迷よりはましであり、繁栄の秘訣は公共投資を続けている点です。

「日本は少子化で人口減だから、インフラ整備は不要」と言われますが、どこから突っ込めばよいのやら。まず少子化急伸はデフレ不況が招いた結果であり、少子を前提とした話なんて「傘をたためば雨はやむ」のギャグというか逆です。

公共投資は造幣を伴うので、役立とうが無駄であろうが、出費すれば経済は右肩上がりになります。「ならば今はなぜ右肩下がりなの?」に対しては、逆をやるから経済が落ちるとなぜ考えない?。上を下と覚えたドジ、国ぐるみの大ゴケです。

3日前に、京都市がいずれ財政破綻する報道がありました。原因は地下鉄と市バスへの補助金の借金がふくれたことです。この話を聞いて、国民はおかしいと思わないといけません。生物兵器の実験から感染したと言われる、コロナパンデミックという緊急事態です。戦時並みの緊急時に、ケロッとしているのはなぜ。

経営の失敗でもないのに、ていたらくを責め合って何が正義か。他国と同様に政府が国庫短期証券を発行して、日銀当座預金を通して京都市が借りた市中銀行へ地方交付税交付金名目で振替して、信用創造と信用収縮の同時履行で完済します。

サリンがまかれた電車内で、車掌が客の切符を点検して回るような、コントふうのニュースです。自治体や企業が有事に、平時どおり倒れる必要があるのか。それもこれも、お金は大事な資源だとする、日本国民の妄想が喜劇を生んでいます。
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2021/08/01

ドイツ日本祭の絵はがき展と日本へ50枚|企画がゆっくり始動

絵はがき企画を考えていて、ひとつは「絵はがき50枚日本へ」という企画案です。ドイツ製絵はがきは日本の美術館の売店の物と次元が違う美しさで、日本国内でも美術家が活用できそうです。50枚なら個展で使える手頃な規模ではと。

同じ頃にドイツから一報があり、日本祭で自然食の高級菓子コーナーに絵はがきを少し置いてくれる案があります。締め切り日があるから今から絵の募集は無理で、現地の在庫から出す計画案です。

絵はがきは現地で人気で、立てても寝かせても成り立ちますが、やる業者があまりいないのは、手間がかかるからです。まず、売れた図柄をカウントする手間です。残留分から逆算できないのは、店頭で紛失も起きるから。

現地ショップに置いてもらえど、枚数カウントを強いるのは難しい。薄利だから、文房具店などにある名所の写真などの定番の絵はがきも、原作者は儲かりません。大量に刷って広域に卸しています。

それでジクレーと絵はがきの両方に参加していただくと、作業が兼用で補われ経費的に助かります。何しろデフレ不況が長い日本と違い、海外はインフレ好況の中でのコロナ禍なので、日本よりも人件費も高いのです(つまり裕福)。

しばらくは美術も含む総合イベントが増えそうで、スペースの制約で絵はがきのみ考えます。それにしても日本経済の沈み方はひどすぎる状態です。他国政府と同様に日本政府も通貨発行して、通貨廃棄(徴税)は減らして、景気回復へ反転させるように皆で声をあげましょう。
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