fc2ブログ
2021/10/26

日本経済はなお混沌として正論が通らず|お金を全く誤解した国民

「国民所得倍増」を公言した候補者が総理大臣となり、新内閣が発足しました。しかし増税の話ばかりで、所得倍増論も消えました。元の経済低落と貧困化ニッポンへと、歩を進めています。

先に正解を言いますが、所得倍増とは政府がお金を二倍刷り足す意味です。ウソでしょと思う人が多いから、現に「失われた30年」なのです。日本以外の国は、政府が自国通貨をばらまくことで経済成長し続けました。トランプ+バイデン大統領のやったとおり。

政府が発行して国民にばらまいたお金は、賞金総額です。企業や家庭や個人、飼われるペットで山分けします。お金の発行だけで成り立つなら、税金は何なのか?。余剰金の間引きです。なぜお金を捨てるのか?。インフレ率の抑制です。

それを日本国民が理解できないのは、お金の総量を一定とする金本位制の害です。お金を用意するには、ある場所から持ってくるのが日本式。「財源はどこだ?」の勘違い発言がまさにそれ。政府がお金を使う時に、必ず発行して総量が増える現代の方式を知らないのです。

財源を公債(国庫短期証券、国庫債券、財投債)の発行で生む追加造幣で行う方式を「管理通貨制度」と呼び、1930年代から世界はこの方法です。日本はガラパゴスで、発行済みの有限のお金をイス取りゲームする状態です。当然、経済成長は絶対に起きず、デフレ不況が続きます。

メンタリスト何とかが動画で、ホームレスや生活保護者を食わせてやる重税に苦情を言い、ヒトラーの優生思想や選民思想に触れたのもつかの間。衆議院選挙でお金をばらまく政党の正論に対して、国民は大反対するありさまです。世直しに動こうとする議員を、国民が阻止する構図です。
スポンサーサイト



関連記事
2021/10/19

絵画通販サイトを作ろうと考えています|ドイツ側に置くのがミソ

今「絵はがき日本へ」という「アフター巣ごもり」の企画で、コスト計算しているところですが、そうして動くと別の企画も思いつくのが常です。絵画通販サイトの新設です。日本側に置いても買うお客は少ないので、ドイツ側に置く案です。

ならば、ジクレー版画という手があります。従来のアウトプットはジャパン・フェスティバル・ベルリンが中心でしたが、通販に取り替えれば在庫を持たずオンデマンド式で成り立ちます。今できている作業の範囲で、ドイツ国内に通販できないかという。

他との差異化は、マネージ・アンド・プロデュースの延長で、作品選定と編集を我々がサポートします。膨大で希薄な品ぞろえにしないことが、一番大事です。既存の通販店で登録作品を見ると、置かなくてよい作品がけっこう混じります。セルフ登録だからか。

「世界が日本にどんな絵画を求めるか」と関係なく、何でも突っ込んだ通販では、本命作品が埋もれてお客の目にとまる確率が下がります。前線の現場からフィードバックなしには、あてずっぽうすぎて相手国の感覚と距離ができるでしょう。

課題は、サイトの宣伝です。ドイツ側のドメインに置き、ドイツ語か英語サイトにするのがよく、その部分にマネージャーが必要でしょう。日本と違う部分もありそうで、まとまった外注費は無理なのでやっている業者もいないのでしょう。

セルフ登録ではないから、画質の個別ばらつきは解消し、作品を厳選して買い手に近づける可能性を高められるかもと狙っています。仮に一作家二点のみジクレー化するなら、どの作品かに見当をつけていただくと、開始も早いでしょう。
関連記事
2021/10/09

不評で始まった総理大臣は日本を挽回できるか|新自由主義と決別

10月から新しい総理大臣に代わり、いきなり不評の嵐です。しかしマスコミ論調もネット世論も、評価がグシャグシャにからまっています。これは日本の「失われた30年」が、今も続く理由と同じ現象です。

「失われた30年」は海外でも使われる語で、最初は「失われた10年」でした。長く続く理由は、原因を皆が間違って解釈しているからです。いつもの比喩を使えば、凍傷の人に冷水や氷や冷却剤をあて続ける間違いです。まさか温めれば解決するとは誰も思わず、30年が過ぎました。

治そうと必死になるほど、もっと悪化するわけです。30年前に何があったかといえば、1989年前後からのテーパリングでした。「消費税導入」「公定歩合の爆上げ」「信用収縮」の三つ、自国通貨の削減方針です。この自国通貨という概念が日本人は全く苦手です。

「お金とは何か」で勘違いして、GDP世界2位の国が自己崩壊した、不思議な世界史です。新しい総理大臣は、崩壊を終わらせようとして公言しました。「小泉政権以来の新自由主義から転換する」。「回っているのは地球の方だ」と言い出したから、大勢が「こいつは何なんだ」となったわけです。

新自由主義経済とは、政府を罪悪視して民営化を促進し、格差拡大と貧困化を進める原理主義的な経済思想です。近年は持ち株会社を主軸に世界同時不況を故意に深め、富の独占を進めてきました。新自由主義は反社会的が身の上であり、読み解くキーワードは「社会」です。

21世紀になぜ人権侵害と人命軽視が流行るのか。「社会的」が崩壊したイベントです。『ベルリンの壁崩壊』。新自由主義国の反対は、福祉国です。政府が弱者を守る仕組みを不正とみて、「滅ぶにまかせよ」の優生思想、選民思想が新自由主義。その逆をやると言う総理に、国民が「社会主義かよ」とブーイングしています。
関連記事