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2022/03/26

日本を苦しめている企業改革願望|社長が馬鹿で社員がナマケモノだと

世界で日本のみ延々と経済が落ち続け、氷河期世代以降は人生を壊され、手に職をつけられず結婚もできず、社会のお荷物扱いされます。先進国の若者の願望は未来指向なのに、日本だけは「結婚したいけど収入不足」の次元でストップという。

経済成長する国際社会の中で日本のみ経済停滞すると、相対的に経済衰退国となります。よくある指摘が韓国に抜かれた経済統計です。一人当たりGDPもそう。韓国はソ連をGDPで追い越し、右肩上がりだから日本とクロスする。

日本の解決で強く叫ばれるのが「企業改革せよ」です。経済衰退は企業の売上減であり、利益減とは違います。利益増はコストカットで可能で、現に多くの企業が賃下げで業績を粉飾中です。世の株投資家が利益より売上を重視する理由です。

日本企業の業績が悪いのは簡単な話で、通貨を削減する政策が原因です。自国通貨の発行量は、全企業が競争で得る「償金総額」にあたります。賞金総額を故意に減らし続けたから、だから所得減なだけ。企業をどうこうは関係ない話。

自国通貨を刷り足せば解決し、現に国際社会はコロナ禍の落ち込みをすでに埋めました。日本だけが埋めずに逆に掘り下げて逆走し続ける姿です。企業の怠惰という作り話へそれて、社会がキリキリ舞いしています。結果は女性の自殺と無理心中の多さ。列車やビルへの放火テロも目立ちます。

1991年の旧ソ連崩壊後にウクライナに起きていた「内部分裂の火」が、実は日本でも企業資産に仕掛けられて、複数の領土問題が平成をにぎわせたわけです。類似の問題は、旧東ドイツにも起きているらしいのです。この話はまた今度。
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2022/03/21

グローバリズム時代が終わる事件続き|コロナとロシアウクライナ戦争

日本の「失われた30年」と呼ばれる、人類史上最長の不景気は、緊縮財政と消費税が原因です。なぜ今も続き33年目なのかは、それが原因と認めない未練がましさが原因です。未練がましさの基盤の思想が、新自由主義とグローバリズムです。

新自由主義とは、政府の役目を縮小して市場原理のみに従う経済理念で、金本位制に近似的に運営します。国の経済成長を下げて衰退させ、デフレ不況を強めて格差を拡大します。福祉の切り捨てと選民思想をとります。今の日本もこれです。

「ゆりかごから墓場まで」の福祉国家イギリスがまず壊され、日本人もあこがれるスウェーデンも壊され、民営化と採算性重視の理想で突っ走ったのが新自由主義。コストカットという名の経済縮小が顕著で、日産自動車のゴーン元社長もその顔役でした。

新自由主義の反対語がケインズ主義で、政府の役割を大きくして、国民全体の所得を上げるやり方です。1960年代の所得倍増論の内閣がとった方法がこれ。その逆に大勢を貧困に落とす財政手法が新自由主義で、グローバリズムとセットです。

グローバリズムは国境をなくし、人・物・金の移動を自由にして、地球上の民族も文化も宗教も混ぜて薄めてシャッフルし、ボラティリティーを極大化させます。「ボラティリティーが大きい」の意味は、ジェットコースターの落差が大きいみたいなもの。波乱と不幸がグローバリストのカネになる。

このグローバリズムが、コロナとロシアウクライナ戦争で終止符を打ったのです。「世界はひとつ」は無茶と国際社会は知り、国境の意味を知りました。戦争の下地は異民族の融合策だった。「混ぜるな危険」は人間だった。ブレグジットで国境を再構築したイギリスは今回もまた予見者となりました。
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2022/03/11

東日本大震災には11の数字がよく出る?|原発と石油のジレンマ

素数の11年は太陽黒点が増減する周期で、黒点の過多や激減は冷夏や暖冬の原因とされます。東日本大震災の2011年3月11日から11年たった今日、福島第1原発から派生した問題が第三次世界大戦への流れの底にあります。

あの時ドイツ側は日本より先に福島原発のメルトダウンを断定しました。日本側は風評被害に不満で、結局ウクライナ地区のチェルノブイリ原発より多く放射性物質が出た、人類史上最悪の原発事故として記録されました。

ドイツのメルケル首相は、原発計画を白紙にして太陽光に入れ込み、原発大国フランスから電力を購入するも不足、ガスに比重がかかりロシアからのパイプライン。それが今の伏線となり、原点は福島原発の防波堤計画をやめさせた日本のインフラ経費削減でした。

日本はプライマリーバランス黒字化目標による緊縮財政と消費税増税で、インフラ整備の放棄状態となり、たとえば高速道路の上下道二車線対向の節約で、正面衝突死亡事故の多さとか。失われた30年のインフラ不備で亡くなった若者も多い。

2月に始まる三次大戦イントロのロシアによるウクライナ侵攻は、ヤラセ的要素も見え隠れしますが、3.11で舞台に上がったエネルギー問題が再び舞台上に。石油やガスの高騰で、鉱物資源の先物は荒れ相場です。

三次大戦は日本と無関係ではなく、原因にも関係します。日本の主義のひとつは、何もせず黙っていればひとまず安全という教条です。この教条を続けるかで日本の世論は今二分されています。核保有で世界平和に貢献する案が浮上したのです。
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2022/03/07

フランソワーズ・ジロが今100歳で存命|ゲルニカからパリ占領

ピカソと暮らした女性の一人フランソワーズ・ジロが100歳で存命だと、経済系のSNSで知りました。1921年(大正10)生まれで『ゲルニカ』の時は高校2年の計算です。ベルリンの壁崩壊、9.11もコロナパンデミックも我々と同時に見ていて。

ピカソの名作絵画のモデル女性はマリー・テレーズとドラ・マールが多く、世紀の傑作『泣く女』より後。画学生のジロにピカソは声をかけました。ジロはピカソの子を連れ別の人と結婚し、ピカソはジャクリーヌと結婚しスペインのお城へ。その後はダンカンの写真集で知られます。

ジロはピカソ絵画が熟した時代と、いっそう飛躍的に破壊した時代のはざまのインサイダーです。ジロの最大の話題性は、ピカソを捨てた唯一の女性として当時本も書き、ピカソ語録とともに天才のプライベートを表に出しました。

ピカソの言葉はどれも芸術的な含蓄にあふれています。創造は発見であり、手の器用さが生むのではないと、彼は知り尽くしていました。比喩的な言葉が多い。芸術が常に誤解されるストレスを、芸術に疎い周囲にぶつけていた疑いもあります。「好きなら続ければよい」と自作を評され、ジロは筆を折っていました。

画家ジロの後の絵はピカソを薄めたような画風で、今もインタビューでのウィットがピカソ風に感じられます。弟子のように受け継いだ感もややあります。全く違う絵へ進みはせず、キュービズムからの派生が中心になっていました。

二次大戦でナチス軍に占領されたパリに二人はいたはずで、今起きている三次大戦初段ロシアのウクライナ侵攻と爆撃で、二次大戦に記憶が引き戻されているのかも知れません。93、4年前の記憶を語る記事も、世界にネット配信できる時代です。
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