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2023/03/25

コオロギを食べると危険だという疑惑|アートよりイートは保守的

日本でコオロギ食品が炎上しています。日本人がコオロギを食べるよう持って行く国策に対し、反発が集中するのは伝統的な農業を切り捨てる国策がセットという点です。国民を陥れるプランが発動された疑いです。プランは実在し、SDGsです。「持続可能な開発目標」。

問題は、民族が昔から食べてこなかった物を食べる危険性です。ひとつは消化酵素が足りないので異常反応や重病を引き起こす懸念です。たとえば日本人は米を1万年食べてきましたが、小麦は戦後78年に急に広めたので、小麦アレルギーが悲惨な広がり方です。

猫に類似現象があります。猫がネギ、アワビ貝、チョコレートを食べると死んだり重病になることが知られます。意外にも、生の豚肉もだめなのも驚き。猫にとって生の牛肉や羊肉や鳥肉は安全らしい。

ミネラル以外の食品は全て生き物ですが、植物はほぼ全てが毒を持ちます。だから人間は時間をかけて、年月経て病気になりにくかった結果論として食品を厳選しています。多くの野草を食べずに、せいぜい七草がゆや桜餅など限定し常食にしないのはその知恵か。食べられる対象が民族ごとに異なります。

今普通に食べないものは、先人が問題ありと突きとめて除外していました。ニラと水仙の区別みたいに。中国人はノリやワカメを消化できない。先祖から引き継いだDNAと合わないのです。だから「食は保守的」とは精神の問題でなく、消化能力の肉体問題です。

4月から新人歓迎の飲み会が増え、消化器に分解酵素がない人はエチルアルコールで急死する危険な季節です。脳内で消化できなくても命に別状ないアートなどとは違い、食品はリアルに危険だから変に拡張しないのがセオリーです。しかしそこに民族の繁栄を阻止させるSDGsの外圧がかかっています。
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2023/03/16

政治の話はするなとよく聞くけれど|民主制を壊す策略を知ろう

日本でよく言われるこれ。「他人との話題に政治と宗教はだめ」。アメリカ人の声では「そんなことはない、初対面の場合だけでしょ」「政治の話題よくやるよ」だそう。日本の「政治は話題にするな」は、広義の陰謀ではとの疑惑があります。

国民を政治に無関心にさせて、上級国民だけで政界を牛耳り、一般国民を民主政治から外して無力化する長期策略です。一番の証拠は、昭和時代に与党議員が言い出した「みんな選挙に投票に来てよ」という耳タコな心情吐露です。

平成中盤のデフレ不況になってからは「選挙に来なくてけっこう、投票日は眠っていてね」へ発言が転じました。庶民を政治から縁遠くさせて搾取する、現実に起きている流れに一致します。当然この時代変化を若者は知らないから、ハッタリ格言のワナにはまって投票を忌避しています。

英米に曲がり角が来て、ロシアはむほんを起こし、日本だけがまだ没頭しているのが新自由主義とグローバリズムです。格差拡大と人権侵害を進め、ワンワールドを彼岸とする統治法です。民衆を政治に目覚めさせず横のつながりを断たせ、個人を弱い存在に孤立させます。

それで日本のデフレが長引くにつれて「我らに投票するか、それとも棄権するか」を望む言い方が耳につきました。同時並行して与党が「僕たちの政策や公約を理解してください」と言わなくなり、駆け足の法律制定や秘密主義に満ちています。

さらにすごいのは、個々の議員たちさえ駆け足や秘密主義にやられた被害者です。レントシーキングで政界が乗っ取られ、民間組織が私物化した状態が続くのです。上級国民は政治の話をしないどころか、政治家と飯を食う仲です。これを隠す策略の格言が「政治の話をするな」です。丸め込まれたらだめ。
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2023/03/14

コロナ恐慌に終止符を打つマスク義務解除|ボロボロに落ちた街の変化

近所のスーパーの入口にいくつもあった消毒アルコールスプレーが今日は見当たらず、密集する場のマスク義務を解除した政治判断を受けたのか。と思いきや、場所を移していました。2020年2月3月にどのスーパーもビニールやアクリル板で仕切り、店内で皆がびくびくしてきました。

日本中の対面デスクに塩ビ板やアクリル板が今も残り、そのコストも企業や団体には負担でした。商業が活況の時代ならよくても、世界で日本だけが単独デフレ不況という「失われた30年」に重なったコロナなのでたいへん。

そして後に残ったのは実質賃金のさらなる低下と貧困化。そしてデフレ不況のまま戦争で物価だけが上がるスタグフレーションの生活苦です。他国はコロナ給付金で好景気で羽を伸ばす中、日本だけは給付不足で物が売れない恐慌が続きます。

なぜ日本だけが異端か。ひとつは1989年のベルリンの壁崩壊から本格化した新自由主義とグローバリズムで、ソ連と日本の国家解体が続けられているからです。日本は経済力があるから簡単に壊れ切らず、解体はまだ継続中です。それが緊縮財政と消費税増税です。

1973年以降は起きない「自国通貨の金欠」が起きているお芝居で、国民の生命財産を奪いながら、企業や技術や特許や土地や建物を外資ファンドに買わせてやる作戦です。通貨削減すれば皆が金に困り、貴重な資産でも吐き出すという狙いです。

ところが何人かの国会議員が突っ込み「政府負債は返済するわけがない」「他国は国債を償還しない」「通貨発行で国民は裕福になる」と財務官僚に答弁させています。お芝居がばれちゃった。しかし国民は貧困で気落ちし、大増税が必要だと思い込んだままです。日本を倒す黒幕は国民の脳内に住みついています。
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2023/03/09

ハードディスクが品薄で高くて買えない|日本だけのデフレ型インフレ

ハードディスクを二個買う予定ができ、最近はかなり品薄と知りました。90年代に多かった販売形態が「バルク品」でした。ディスク製造社がパソコン製造社に卸すロットを販売店がまとめ買いし、水色のエアキャップ(プチプチ)で包んだ商品でした。自作PCパーツの客が買いました。

箱入りでやや高めが「リテール品」で、2000年代には一個ずつ小ダンボール箱に入れた売り方が中心でした。2017年に2TBを7200円で買いましたが、今見ると同じ製品が17000円ほどに値上がりしています。

スポット的でなく連続する物価上昇をインフレと呼び、原因は主に三つあります。ひとつは政府がお金をばらまくと消費ブームが起きる「良性デマンドプル型インフレ」。もうひとつは事故や戦争で資源の輸入価格が上がり、狂乱物価となる「悪性コストプッシュ型インフレ」。

良性デマンドプル型は、日本では起きていません。日本のインフレは悪性オンリーです。だから世界と逆に日本だけは、お金をばらまかないと物価高騰がゆるみません。当然理解されず、暮らしの破壊が進行中です。日本がまみれた新自由主義ではインフレを一種類とみなし、デフレを無視する思想だからです。

第三の物価上昇は日本に限ります。『悪性デフレ型インフレ』と名付けましょう。この意味は通貨削減でデフレに落ちると、物価が下がりながら売れ数が減るから、メーカーやショップが採算割れします。スケールメリットが失われるほど買い控えられて、苦渋の値上げに踏み切る、日本限りの珍現象です。

身近な例で消費税5%込980円で買った小型のヤカンは、増税8%化で本来なら税込1008円になるはずです。しかし税抜1000円税込1080円と、72円もの便乗値上げでした。増税に便乗した理由は、ヤカン製造工場も店も5%増税の1997年以来、17年間も商売あがったりだったからです。その間に秋葉原の路上テロも起きました。
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