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2023/10/31

経団連が芸術文化をつぶしてきた時間帯|日本アートの平成デフレ不況

2014年に開始した物語企画の前身は、2012年に募集のみを担当したプロジェクトで、その前身はサイト制作や出版企画を担当した相談所でした。相談所やプロジェクトでは、5万円や7万円の海外展示会に大勢の美術家が参加されました。

当時の参加費は今ではとんでもなく高額に思え、迷うことなく不参加になるのではないでしょうか。これは払える商品価格の限界が徐々に低くなり、相対的に一万円札の価値が高くなっていく現象で、経済用語で「デフレ」と呼びます。経済縮小という意味です。

日本のデフレ不況は1997年4月1日から国策として続けて、当初は不良債権処理で「貸しはがし」を行いました。経済用語で「信用収縮」と呼びます。先進国は日本に対して逆を要求し、公的資金注入で安定化を望みましたが、日本人はお金の本質を誤認しており、逆走して経済は転落しました。

日本がバブルからの軟着陸を間違った理由は、貨幣感の誤りだけでなく、金融再編など株主が大企業を売り崩して株を買い占めオーナー移転する策略がありました。その策略の総称が「新自由主義」です。売り崩しという株価操縦の概念が、理解のカギになります。

美術展示に話を戻すと、ドイツのように自国通貨マルクを放棄し低成長の国でさえユーロばらまきでインフレ好況が続き、イベント参加費用も上がり、当時5万円の展示は今は8万円相当などでしょう。途上国化が進む日本からは、先進国ドイツを高く見上げる度合が強まった。

大震災の2011年からコロナの2023年にかけて国策の貧困化を急ぐよう、緊縮財政と消費税増税で通貨削減を続け、国民の所得減を定例にしました。そう要求したのは経団連です。財界を仕切るグローバル企業の株主らは、各国の個別の芸術文化が大嫌い。経済ブログに具体的な裏話を書いています。
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2023/10/16

個人情報保護を強め始めたドイツ|規制緩和で横流し準備の日本

海外在住者に日本に戻らないよう念押ししてきた理由のひとつが、個人情報を売る国策です。ドイツなどEU国は個人情報を商人に渡すことに反対し規制しています。日本では新自由主義とグローバリズムに基づき、規制緩和が続きます。

日本で少し前に改正された法律では、マイナンバーカードに記録する個人情報は、生徒時代の学校成績、犯罪歴、病歴、思想信条、宗教、支持政党なども含まれています。他の情報とのひもづけは閲覧者が合成し、買った商品や本、人脈や交友関係や堕胎や遺伝子情報も、当然加えられていきます。

それらは企業ビジネスで欲しい情報です。社員採用でプライベートを調べたいし、誰を出世させるかも判断しやすくなる。生命保険会社は健全者を多く集めたいし、中絶の記録から水子の霊を供養する壷も売り込みたい。国民全員を採点したい。

このおぞましい未来を国民が許す最大の理由は、日本だけで起きている平成令和のデフレ不況です。デフレとは物価が下がる意味でとらえがちですが、実は経済縮小を意味します。政府が通貨発行を止めて増税を続け、皆のお金が増えずに減るようにすれば、GDPは上がらなくなる。

貧困化した国民は明るい未来を喪失し、政策に物言う態度が引っ込みます。何をされても黙って従うよう、メンタル崩壊が起きて無気力となる。この国民の無力化に資本家が期待する理由は、効率よく儲かるように社会ルールを変えるコストが低くて済むから。農薬の濃度を爆上げしてよい法律もスッと通る。

つまり今起きている人類全体の転落は、資本主義が進みすぎたせいではなく、資本主義に反する新自由主義のせいです。今の全世界は、資本主義に替わる主義が必要なのではなく、資本主義からの脱線をやめることが必要。資本主義に戻してGDPを上げる政策が望まれます。改革が不十分だという声は、認識が逆さまです。
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2023/10/09

Kaori SUZUKI 個展 Image and Vision[参加者ニュース]

◇ Kaori SUZUKI 個展 『Image and Vision』
◇ The Artcomplex Center of Tokyo (A.C.T.)
◇ 〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9-2F → https://t.co/vYO8N5Y0JU
◇ 2023年11月21日(火)~26日(日)
◇ 11:00-19:00 (最終日17:00まで)

鈴木香織個展202311

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