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2015/08/18

ジクレー版画の基礎講座2 日本の貢献

ジクレーとは電子プリントアート、版画の一種です。世界のジクレーの多くは、日本の技術で作られています。印刷機、プリンター、プレスマシーンに日本製が多いから。

電子版画とジクレーはイコールではなく、多種ある電子版画のうちひとつがジクレーです。それならジクレーでない電子版画はといえば、レーザープリンターやオフセットの版画がそうです。そういう作品も売られているし、昔のカラーコピー機の作品は色がすごかったもので。

その三つはページプリンターで、つまり輪転機です。それに対しジクレーはインク吹き付け式のラインプリンターで、繊細な絵を再現できます。その代わり量産は苦手。最大の特徴は、六原色や八原色以上のインク数です。原色を増やせば、明るい鮮やかな色がかなり出せます。

三原色では出せず六原色なら出せる色の代表は、きらめくグリーンです。三原色のカラーレーザーだと、くすんだ渋いみどりに化けます。アクリル絵具にあるウルトラマリンブルーも色あせてしまい。群青色を鮮やかにした濃い青は、六原色を必要とします。燃えるようなオレンジやショッキングピンクも、多原色なら出せます。

ジクレーは写真と関係が深く、写真画質のプロッターの発展形が、今のジクレープリンターです。そして最初のジクレーも、絵画ではなく写真でした。
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