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2015/11/28

天体写真のヤラセと絵はがきの演出

彗星のごとく現れ、天体ショーを開く彗星。その写真を撮るとします。彗星の尾は後になびかず、太陽の反対側に噴出するから、太陽から離れ去る時は前方へ伸びるという。撮影してわかるのは、尾は二種類あって角度がずれていること。斜めから詰まって見える時は、ずれ角が大きく尾は短く。

白いダストテールは広がって目立ち、紫のイオンテールは細く淡く、長時間シャッターでやっとわかるほど。そのかすんだ画像をパソコンソフトで増強すると、紫色が神秘的な迫力ある写真プリントができます。しかし天体写真といえるのかという議論が、以前から天文雑誌にあります。

夕焼けの写真で赤みを強めて印刷しても、作り物ではないかという議論と同じです。現実離れした赤は、カラーフィルム時代もモノクロ用オレンジフィルターで可能でしたが、そんな写真は応募もまれ。しかし色の際限ない後変更は、デジタル時代に一気に平易になりました。

ドキュメントからフィクションへの改変は、絵はがき作品でも使います。多いのが絵画のサインで、小さくても見えるよう編集で取り替えます。またサビが淡いとスクリーンプロセスで消えることもあり、予測的に補うことも。

最近の変速的な絵はがき一枚は形の大アレンジで、飛び出す絵本とは違う立体的な絵なので、カメラレンズでは写せない、サプライズなレイアウトに編集してあります。
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