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2016/04/21

ベルリンはカード社会

ドイツの美術展やイベント会場で、カードがよく見られます。作品と活字がプリントされた美しい紙カードで、いくつかギャラリー巡りすると何枚も集まります。定番サイズが何種類もあってカード社会といえるほど。こちらもA4判を元にしたカードを何度も作ってきました。

作家ポストカードもよく見かけます。印刷会社のサイズ種類も多く、印刷料も低めです。我がブランド絵はがきもドイツ製で、作品のタテヨコ比や日独の切手代などから、妥当な大型サイズと考えています。そこで、同じ絵はがきを日本で作れないか調べると、意外なことがわかりました。

24年間もデフレ経済が続く日本で、印刷料も価格破壊して安いかと思えば逆で、サイズ選択が限られ高料金です。表裏が同じ紙質のDM印刷が中心で、耐紫外線の語も珍しいし。美術カードや美術絵はがきを楽しむ習慣が、日本にまだないせいなのか。

ブランド絵はがきを日本で作れば、100枚で6000円ほどドイツより高くなる推定で、しかも実際にはサイズが存在せず作れないようです。ドイツで刷って日本へ送るのが、やはり現実的でした。ジクレー出力も同様で、こちらは単価が大きいだけに差額が拡大するから、向こうで作って日本へ送る企画を考えています。
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