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2016/08/05

地方の時代と東京一極集中と

東京都知事選が済んで、東京オリンピックへ走り出す時。選挙中にアニメ首都構想などの公約も出て、東京づくり案はいつも華やかです。しかし他の先進国と違い、日本は首都一極集中を今も続行中です。一部省庁の京都行きもガス抜き程度で、曲がり角は来なかったという。

日本人が好きな図式なのでしょう。大きい与党が中心にあって、小粒な野党が散在する構図です。スポーツアスリートも同様で、卓球など一人だけ知名度が飛び抜けて、双璧や三強の物語など複数の同時フィーチャーは何となく敬遠されて。主役は二人はいらないという感覚です。

1950年代から60年代の「地方再発見」、70年代の「ディスカバージャパン」と「地方の時代」、80年代の「地域文化創造」と、やってもやっても敗れ続けた地方都市の活性化は、今は「地方創生」のタイトルです。

東京が人、物、金を吸収し巨大化するせいで、地方が伸びないのは確かです。それでも一人の主役と大勢の脇役がいる構図が、国民の性に合うわけです。大阪都構想も道州制も、国民は全般に否定的でした。それらは国家解体ですが。

東京一極集中は日本人にしっくりきますが、地方が自立する連邦制こそが苦手です。地方側が、独立するよりも従属したいと主張しています。地方に自信がないというより、東京優遇が堅固だから。

新しく地方活性化を打ち出すにも、東京側から唱えないと耳を貸す人がいません。しかも実践となれば、地方大学の若い都市プランナーがかじり、博士論文を書く題材に当てて終了。永遠にネタどまりです。
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