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2017/01/06

売るつもりで美術を作ってみようという年

今年の抱負は、作品を売ることです。しかしそれだけでは、何のことかわかりません。営業の話ではなく、制作の話です。営業部のがんばりで売りますというのは、日本では流行らなくても、外国では当たり前で珍しくないでしょう。それに徹するだけでは、企画の違いを出せません。

製造部門を立ち上げ、商品開発を行う意味です。音楽にたとえれば、広報以前に編曲や演奏も行うということ。そこまでやってでも、参加者の作品を売って前に進めようというわけです。

日本国民は美術の売買自体に何となく抵抗があるもので、国内の展覧会は売らない前提の品評会がほとんどです。売る前提なら、今やっているような事前に落選させて、商機を減らすような損はやらないわけで。

しかし現状は、作る側も売れそうな作品へ走るでもなく、売れてたまるかと逆方向へ走るでもなく。中間的であいまいな、平坦な印象の作品が多い日本です。その中間的な作品を外国へ持って行くと、プロに見られにくい問題がありました。

日本では現代アートの扱いがサブ的同然だから、芸能人の副業ぐらいでも国民には足りています。美術の存在意義が二義的に落ちている内情は、生まれる作品にやはり反映してくるのでしょう。それは外国では通じない。

邪心なく作って後は天にまかせるというのでは、傑作になかなか向かわないものです。「売れるように作る」と「売れないように作る」の違いを意識し合うようにして、作品内容の改革を考えてみました。
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