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2017/02/11

色々なことがみんな限界に来ている、原因を世界は直せるか

日本の人気タレントのマツコ・デラックスが、「みんな限界に来ているのだろう、色々なことが」などと言い話題になりました。これに対する大勢の意見で不思議なのは、「なぜこんな日本になったのだろうか?」と首をかしげる声の多さです。なぜって?、今そこが国際問題の焦点なのに?。

日本がギスギスしてタレントが嘆く原因と、イギリスがギスギスしてEUを脱出する原因と、アメリカがギスギスしてトランプ大統領が当選、ギリシャがギスギスして破たんし、ドイツがギスギスしてテロまで起きた原因はわかりきっています。新自由主義経済を基盤としたグローバリズムです。

ここでも何度か触れましたが、ベルリンの壁が消えてボーダーレス社会が進み、世界各国は激変しました。ソ連など東側国が組み直しになり、世界全体が資本主義になったも同然です。日本では1964年の東京五輪以降の流れで、一線を越えた自由主義を徹底し始めてから国力低下が続いています。低下の例は尖閣諸島の危機。

ギスギスの内訳は、極論の台頭と賛美です。日本なら、「労働できない人は死ねばよい」。イギリスだと「EUは死ね」。アメリカは「移民テロリストを追い出せ」。ギリシャは「やること全てだめ」。ドイツは「・・・」。全ての根底に、中産階級の没落とデフレ経済があります。

人、物、金の国境を消す新自由主義のせいで、みんな限界に来ています。色々と。限界の正体は、マネー争奪で疲弊したマインドでしょう。バス会社の旅行業参入自由化も、得たのは大事故の連続という限界状態。社員の過労死に無頓着なブラック企業も、マネーの奪い合いは一転して無頓着返上。

90年代の経済人は「今後は株主の利益を」と、一億総中流を批判しました。これも極論の典型でした。マツコ・デラックスが語った保育所不足にしても、夫の賃下げを妻が補う貧困家庭の問題です。近い将来に日本女性より一段低賃金で働ける移民女性へ、取り替えるまでのつなぎだから、為政者にとって解決させない方が得策なわけです。
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