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2017/05/18

出版が紙と電子で拮抗すると不買の空白が生じる?

電子出版の未来が、不透明だそうです。紙の本へ戻る動きがあり、原因は紙と電子でメリットとデメリットが均衡し始めたからでしょう。移行期によくある一時的な乱れにみえますが、電子へ移行しきらない不安もあります。

日本は2013年には、電子出版化が遅れていると言われました。2014年になると、日本は遅れておらずアメリカ並みに普及していると情報も変化し。その2014年に、アメリカで紙の本の復活が起きたという話題がありました。

紙出版から電子に替える最大の変化は、見るのがパソコンやスマホ画面に変わること。が、問題が複雑なのは、著者がセルフ出版できる点です。小説やエッセーなど活字だけの場合、デジタルフォーマットに落とし込んで五千円で済む代行業もあります。当然、企画出版社の出番が減ります。

著者にとって、ボツにされず検閲されず、書きたいことが書けます。ブームの波と無関係に出版できるし絶版もなく。広き門だから内容の玉石混交と引き換えに、表現の自由は謳歌できます。実際には電子出版社が点検して発行停止し、もめたりもしますが。特に盗作とエロで、公序良俗はやはり守られます。

従来三百万円かかった画集の自費出版も、電子なら合理化と自前でコストが下がります。ただし画質がネット並みだから、見る側にお宝への愛着はなく、それならと画質を超HDにすると読者に転用されてしまう恐れも。印刷して友人に配られたり。だから紙の写真集は、プレミア商品で残ることも予想されます。

1982年に出た音楽CDは4300円もして買う人はわずかでしたが、レコードは終わったから、リスナーの多くに音楽ソフトが増えない空白年月が生じました。当時の新人CDは今も再発が少なく。本が紙と電子の半々に分かれると音楽の二の舞で、立ち読みでつなぐ人が増えるでしょう。だからか電子には定額読み放題があります。
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