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2017/11/17

トレンドブログのフェイクニュースはグローバル時代の花形?

モンゴル出身の横綱が他部屋の力士を叩いた凶器が、ビールびんかゲンコツかで、マスコミがゆれています。最近マスコミのフェイクニュースが指摘されます。指摘するのはインターネットのWEBサイトですが。

そのWEBサイトで、新聞社サイト以上にアクセス数が多いのが、トレンドブログと呼ばれるニュースまとめサイトです。そのトレンドブログが、東名高速道路の夫婦死亡事件に関連してトラブルを起こしました。

事件の容疑者が関係する会社を、トレンドブログが詳細に報告しました。報告を見た国民は、さっそく会社を糾弾しました。「倒産させてやる」「殺してやる」など脅迫電話が続々とその会社に。市民たちの手で悪人を世の中から退治し、抹殺する正義の鉄槌がついに爆発。

よくあるパターンですが、関係のない別人の会社でした。騒ぎに大喜びしたのは、トレンドブログの発行側。ガセネタで読者を山のように釣って、アクセス数を飛躍的に伸ばして得た広告料で、一億円以上の年収を獲得できた。大成功。

この結果に学者たちは憂慮しました。「これではインターネットは信用されない」「アクセスが多い理由でフェイクニュースを優良扱いしてよいのか」「良質な情報が下位に落とされ読まれなくなる」と。虚偽ビジネスが一般化し勝ち組に名を連ねる今、こうした良識の反応は遅すぎたのか早すぎたのか。

「今だけ、金だけ、自分だけ」へと構造改革した新自由主義は、実業と虚業を差別しません。国境を消して国内の良識も捨てる前提です。できるやつは不労所得で伸びる時代。金が全てだと世間に浸透させた後なのです。平成グローバリズムのインモラルに変えた後で、昭和ナショナリズムのモラルに戻すのは無理で、反応が遅すぎたのか早すぎたのか。
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