FC2ブログ
2018/10/16

ドイツの絵はがきの色が美しいという深刻な内外差

消費税を上げる政策で、日本はまた景気が落ちます。上昇は唯一、導入時の1989年でした。3パーセントと引き換え、従来の物品税を廃止したからです。当時3200円の音楽CDは、物品税280円が消え消費税88円が生じ、再販価格が192円下がり3008円になりました。それからCDは爆売れ。

この時の物品税廃止で、ビデオデッキやカメラや高級レンズや三脚や、5ナンバー4ドアの軽乗用車(非商用車)がやはり大売れしました。しかしよりにもよってバブル崩壊後の1997年に5パーセントへ引き上げて、翌1998年には全国各地のCD店と書店が次々とつぶれました。消費の冷え込み。

本とCDの不振をネットに責任転嫁するのは、時系列を無視した虚偽です。国民皆消費削減による日本全国シャッター通りと同じ現象で、本とCDだけでなく駅前通りのブティックや楽器店も次々つぶれました。ネット接続する家庭がまだ珍しい頃に、本とCDの店は倒産しまくったのです。

その後、世界最大手の通販書店A社が日本で伸びたのは、外資系なので本社が日本になく、法人税を払わずに済んだからでした。日本の浮き沈みは、ネットより税制に左右されています。

2014年の消費税8パー上げで、何がつぶれたか。日本の印刷通販店で、絵はがきの種類が激減しました。生活必需品ではない物品は、生活苦が素直に反映されます。行きつけの東京店もアート仕様の選択肢を廃止して、くすんだ色の商用DM中心に転向していました。

新作の絵はがき100枚がドイツから出品者に届き、とてもきれいだとの声がありました。ドイツは絵はがきやカード類が各印刷所に豊富にそろい、日本の美術館の商品よりも、同じオフセット量産でも格段に美しく鮮やかです。プリント料金は実質日本の3分の1。こういう内外差もあります。
関連記事
スポンサーサイト