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2018/10/18

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2019の場所確保は成功

ジャパン・フェスティバル・ベルリンの場所取りに成功しました。主催者による募集は、2018が終わった直後の2月にはもう始まっていて、現地の常連団体やアーティストなどはほとんど固定的に確保しているようです。

日本から出向くこちらは、国内の絶不況を押して出て行くので、ボリュームが決まる秋までエントリーが延びるのが常で、結局8月にはテーブルが全てふさがっていました。空き待ちにもつれた大きい出遅れでした。

海外は普通に経済成長し、日本だけが長期デフレ不況の特殊事情なのだから、日本の気分で海外と関係してもうまくいかないと改めて感じます。緊縮財政なる人災で、日本の美術活動全般が萎縮していることを計算に入れる必要もあり。

ところで、美術品は汎用性とは最も遠い特別な商品だから、人との出会いに左右されます。同じ作品がある回はさっぱりで、別の回には楽々売れるなど、機会のばらつきが実際に生じます。景気だけが要因ではなくて。これはアート・マネージメントでも大事なイロハです。

一回試した展示だけでは、成果の結論はごく限られるでしょう。売れなかったからすぐに作風転向するとか、去就を悩むなど極端な反応は禁物です。日本だけの特殊条件は、日本にいるとまず気づかないものだから。

そもそも現地市民は現代アート展覧会と聞いて、わけがわからないと警戒したり、不本意に足を運ぶ「がまん大会」とは思っていません。変なものを作る者は頭がおかしいとも思わない。こうした内外差も大きいのです。日本で好評の作品が現地で好評かも、疑ってかかる必要があります。
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