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2018/11/20

ホームレスを救おうと寄付を募ったアメリカの美談

アメリカの田舎道で、女の車が燃料切れとなった。手持ちの金がない。たまたま近くに住んでいたホームレスの男がわずかな全財産をくれたから、燃料を買えた。助かった女が恩返ししようと、クラウド・ファンディングでホームレス男の生活費の寄付を集めた。そんな美談がありました。

テレビ、ラジオで時の人となりゲスト出演となった。このホームレスの美談は作り話で、三人は詐欺で逮捕されました。検察官の調べでは、寄付総額4500万円は全額、ドイツ車や高級ブランドバッグ購入と、国内旅行やカジノ遊興費に使われていたそう。3人はカジノの常連客らしく、裏切りで内輪の訴訟も起きていて。

日本国民が作り話と知らず感動した例は「一杯のかけそば」ですが、寄付の美談も早くから突っ込まれています。幼児の難病がアメリカで直るとして高額治療費の寄付を募ると、1億円以上も集まった事例が複数あり。しかしネット掲示板で疑問の声が続出し、炎上騒ぎになったあれです。

両親と子どもが渡米すると思いきや、親類や知人も同行するという。渡航料やホテル代、観光費用や友人へのおみやげ代も、寄付金から出しているのだろうという、せこくて真っ直ぐな疑惑が次々と出てきたのです。医療に使った余りは、何に使うつもりなのかと。

この時のネット意見は、「寄付金をどう使おうが受けた者の自由だ」と「名目以外へ使えば詐欺になる」に分かれました。ついに掲示板の有志が難病の家族に会い、会計報告させて余りは慈善団体に寄付する約束を取り付け、チェック役になったという。

それもあり日本のクラウド・ファンディングでは、返礼なき寄付募集は公益法人しかできません。一般人は返礼品を用意するコースしか選べず、また市販製品や金券の返礼は禁止されています。これは作り話の詐欺を防いで、ふるさと納税が新設した規則も先取りしています。
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