FC2ブログ
2018/12/05

ジクレー版画づくりの撮影作業は簡単なようで難しい?

毎年12月は、ジクレー版画と絵はがき作りの作業が混みます。その作業工程の中で意外にネックになるのは、作品の撮影です。写真スタジオやジクレー工房へ外注せずに、参加者自身が撮影するには多少の技術知識もいるからです。

ストックした作品画像を使おうとすると、画素数が小さいから撮り直したい場合があります。それなら、カメラの世代交代が進んで自作品のストック画像の情報量が時代遅れになれば、時々撮り直して更新しておくのも手です。

セルフで撮り直す時の悩みがあります。今の時代は全自動カメラが一般的なので、写真撮影の理論を調べ直すべき必要も出てくるからです。絵画撮影は全自動の恩恵対象に入らず、マニュアル撮影が必須だから。

SNSで見映えするスナップショットではなく、純粋に商品撮影(ブツ撮り)の知識が必要で、ISO感度、絞りとシャッター速度の相反則に、回折や収差の原理、色温度、照度など、物理学も動員されるものです。カメラ小僧やカメラ女子なら楽勝でも、活字にすると長い説明になります。

写真家やCG画家は画素数を常に念頭に置き、作品が引き伸ばせるサイズ限界に見当をつけていることでしょう。しかし今や、手描き画家もCG同様に商品化できる時代で、一度は写真の講習を受けるのもよいかも知れません。

こちらのサイト制作ワークショップでは、絵画撮影ガイダンスも用意しています。所持カメラの活用法や、新型カメラの選定から始まります。本格カメラはほぼ日本製の一択なので、ドイツより日本で買う方が安く、また日本だと中古カメラの店が多く、キットレンズなどは市場に余っています。
関連記事
スポンサーサイト