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2019/01/09

ビッグデータと芸術の関係がつかめない

アメリカで行われた占いショーのイベント。大きい会場にお客を集めて、占い師が占ってさしあげるというものです。会場に来ているお客の中から選ばれた女性が、占い師にみてもらうと次々と的中して盛り上がります。

「あなたにはお子さんが二人いますね」「はい」「もしかして双子ですかね」「ええーっそのとおりズバリだわ」と、お客は目を丸くし驚きの声。「抽象画に関心がおありですね」。サクラではないことが見ているとわかるから、会場はどよめきに包まれていきます。

よく当たるのは、占い師の団体が住民データベースを取得しているからです。来ているお客が誰で、年齢や仕事や家族構成を占い師は知っていました。プロの占い師がそこまで本気だと知らないお客は、透視術や予知能力を信じたのです。

そのデータベースを国や世界全体に広げるのが、ビッグデータの概念です。電話番号や口座番号などにとどまらず、支持政党や宗教や隠れた趣味もデータ化します。パソコンやスマホで閲覧したページ情報など、本人も記憶にない本人の秘密を第三者が得られる仕組みです。日本で美術サイトを見る人は少ないはずで。

SNSの自己紹介や動画登録と組み合わせて、秘密警察でも集めきれない個人情報を個人単位で関連づけできる時代になったのです。事件のニュースがあると容疑者のSNSが暴かれ、未成年でも名前がばれるのと似た効果でしょう。

さらに電子マネーと自動運転のGPSデータを加え、人工知能で個人をリアルタイム追尾できるはず。無線通信インフラ機器に隠されたスパイチップが以前からささやかれ、アメリカがついに動き出しました。通信機器に隠された「余計なもの」は、遠隔で一時注入するプログラムになるはず。
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