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2019/03/15

カリスマ政治家の登場を待つ世界の人々

日本の総理大臣は常に「降ろし」の声にさらされます。現総理にやめろの声がかかるのは、憲法を変える目標を公言しているからでしょう。防衛力は強めずに弱めよという声が集まりました。一方で、難解なデフレ経済悪化への批判は少なめ。

それが異例の長期政権となった理由は、代わりがいない悩みです。国民が願うのはカリスマ総理大臣で、誰かものすごく有能な人が現れたら、日本の問題は根本から解決するのにという願いがあります。東京都知事と大阪府知事の選挙でも常に言われてきました。

郵政民営化のあの人が総理大臣になった時、美しい写真集と自伝が大ヒットしました。やっと本命キターと。結果はワーキングプアを激増させる元年となり、日本の最新技術(ハイテク大企業)が外国の手に次々渡っただけだったねと、年月を経て評価も転じました。

日本にシャッター通りを定着させたのは消費税5パーのあの総理大臣ですが、リーゼント総理と呼ばれた後、下ネタまで出てすたれたきり。時のカリスマ偉人とて、後で皆が冷静になれば煩悩多い一人の人にすぎず、中味が特別すごい超人は現実にはいないわけです。裸の王様だらけ。

3月が予定だったイギリスのブレグジット(EU脱退)は、暗礁に乗り上げました。そもそも脱退を進めるメイ首相は脱退反対派なのに、脱退推進派が次々去った後始末に回る不遇です。グローバル社会と民主主義が合体困難な治世の難易度が、人の能力を超えてしまった意味にみえます。何となくユーゴスラビア状態。

カリスマをわかりやすく示すのが美術作品で、当時の大ヒット絵画が後退し、代わりに後世の教科書を占めたダメ絵画列伝は、印象派やゴッホ限りではないわけで。それで、近代の巨匠画家には自伝があまりないのでしょう。
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