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2019/04/23

交通事故を演じるスタントマンが事故死した?

4月になって、交通事故を芝居する動画をまとめて見ていると、12日にまさにその事故が起きました。事故を再現する交通教室で、高校生が見ている中スタントマンがトラックに本当にひかれた事故です。大丈夫かと思っていると、その直後にやっぱりと。

動画を見て変だと感じたのは、生身の人間が頭を守っていない点です。自転車が出会い頭に車にはねられる演技で、スタントマンは車の屋根を転がって後部に落ちますが、地面に落ちる瞬間に頭の位置がまちまちなのです。そりゃまずいでしょ。

映像体験は効果が小さいから、リアルな事故再現が必要としても、ロボットを使えないか考えました。まず自転車に実物大の人形を乗せ、サーボモーターのバランスとりで自動運転させ、時速50キロの車ではね飛ばすとか。ドガーンと耳に残る衝撃音なはず。

人の芝居よりは抽象化した演出ですが、この案が難しい理由は人形セットも毎回壊れて、コストがもったいないからでしょう。人命を危険にさらした方が安上がりになるという、まさにデフレ不況の逃げられない宿命です。

過去の記録動画に、スタントマンが地面に寝て掛け布団のようにトラックが上に来て、人はバンパーをつかんでズルズルひきずられる実演があります。トラック車内に二人いて、一人がひかれ具合をテレビカメラで見ながら走らせていると思っていました。そんな安全策はなかったから、今回の死亡事故です。

経費削減した結果、安全も人命も削減して、途上国的な生身のスタントが流行っていたわけです。入札価格が低い業者が仕事をもらえるから、安全を省いて死を賭すのも致し方なく。もし令和が平成の延長なら、今後人件費をさらに下げて外国移民にやらせることになり、海外からも糾弾されるでしょう。
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