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2019/07/01

JFBのジクレー用紙のマッチング改良

ジャパン・フェスティバル・ベルリン2020の出展のめどが立ち、ジクレー版画と大型絵はがきの作品募集を始めています。アシスタント・ディレクターが伝統芸術系の新人なので、新たな可能性を感じています。

2014年の絵はがき企画スタート時は、印刷見本を早めに受け取ることができ、画面で見る絵と印刷結果との差異を小さくできていました。一方2015年からのジクレー版画は、作品が大きいので見本はなかなか入手できず、当面ヤマカンでの手探りでした。

ドイツで使われるアートプリンターは日本製で、こちらも大型インクプリンターを管理していた時代もあり、再現具合を予想はできました。メーカーごとのクセはあります。ただし、光沢紙と半光沢紙しか使ったことがありませんでした。

キャンバス目や水彩紙などテクスチャーのある厚い美術紙は、日本ではプレミアム扱いの高級品なので、見本の画像で想像するのみでした。後で一部を日本へ送ってもらい、おおむねうまい画調で刷られていたと確認できました。

しかし用紙にもクセがあり、暗い絵のディテールが埋もれやすい紙もありました。その作品は早く売れていたのですが、特性がわかったので原画の質感重視で改善します。売れればよいというだけではないし。

絵がシンプルだと、テクスチャーのある用紙でにぎやかにします。ドイツのファインアートにも写真光沢紙がありますが、写真用ながらテクスチャーがあったりします。廉価なカットペーパーの光沢紙よりは、経年耐久性が高いのでしょう。
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